つれづれ人の日々

暇に任せてのブログ、怠け者の私でも2・3日置き、いやいや4.5日置きなら何とかなりそうです。

後発白内障手術

2016-03-16 20:37:33 | 白内障

2年目の定期健診を受けて、見つかった後発白内障1ヵ月後の手術。

3種ほど目薬を差すけれど、一番つらいのが瞳孔を開く目薬、すくなくとも4・5時間は眩しいのと、ピントの合わない目での車の運転はかなりつらい。

ヨーロッパでは勇気あるご婦人方が、瞳孔を開いて魅惑的に見せるためにベラドンナ(セイヨウハシリドコロ)から抽出した液を目に差して殿方を魅了したそうな。

日本では同じような毒をもつハシリドコロという植物があり、山菜の時期になると誤食して中毒を起こす人もいる。

所で私が勇気あるご婦人方のように、魅惑的な目をしていたかどうかは、鏡を見ていないので定かではない。

網膜裂孔ののレーザー手術から比べると、音も静かカメラの電子音くらいで、ピッと音がするたび軽い圧迫感が、前頭部にあるのみだった。

瞬きが危険なので、強制的に瞬きが出来ないようにする器具を目に差しこまれるが、手術時間も片眼2.3分なので何とか我慢できる。

白内障の時ほどの圧倒的な暴力感はない。

 後発白内障とは。(病院の説明による) 白内障手術の際は、水晶体の入っている薄い袋(水晶体嚢)を残し、中の濁った水晶体を砕いて取り除き、プラスチックのレンズを挿入する。

術後、水晶体嚢が濁ったり、しわが寄ったりして視力低下が起こることがあり、これを後発白内障という。

後発白内障手術とは。(処置は外来で行う) レーザーによって、水晶体嚢の濁りを除去することにより、視力の回復をはかる。

 合併症として、一時的な眼圧上昇・炎症等があるが、適宜対処する。

   再発する可能性もあるが、同様の処置を行う。

帰り道のアルプス、目の状態は何となくこんな感じ。

 

 


白内障術後の定期健診結果

2016-02-15 21:03:53 | 白内障

今回で2回目の定期健診、後発白内障との御宣託、来月中旬レーザーによる手術を受けることになる。

左目は完全に視力低下、右目はほんの少しらしいがついでに手術をうけることに決定。

レーザ手術は以前、網膜裂孔の時にしたことがあり、痛くも痒くもなかったので高をくくっている。

只場所が右目の右側だったので、横目を使ったまま、終了するまで視線を固定するのが辛かっただけだった。

後発白内障とは、白内障手術をしたとき、濁った水晶体を水晶体嚢(袋)から取り出し、プラスチックのレンズを挿入した後、早い人では数か月くらいで水晶体嚢に濁りが発生し視力障害が発生し、障害のない人でも少々の後発白内障は避けられないとか。

手術を受けるほどの障害が発生するのは、100人に一人か二人くらいで、その後の再発はないそうだ。

この顛末はまた、一か月後ということで。

 

 


白内障手術顛末記Ⅱ

2014-03-14 20:32:45 | 白内障

先月27日に右眼の手術が前回と同様の手順で終了した。

左眼だけの時は、左右の視力に大きな差があるせいか、頭の中 がぼんやりしてしまい気分がすぐれなかったが、右眼が終了すると共にそれも解消してしまった。

術後の経過は両眼共に視野の中心がピンク色に見えていたが、それぞれ1週間ほどで見えなくなった。

眼内レンズの設定は、日常生活に不便をきたさ ないようにとの事だったので、補正無しで新聞やパソコンの画面は鮮明に見える。

2・5m程離れたTV(小型)は、はっ きりは見えず、弱い近視状態になっている。

近くを散歩する時はさほど不便ではないが、買い物などではちょっと離れた所の 商品や案内が見えづらい。

2回目の検診の時、車の運転をする仮の眼鏡をつくるなら、処方箋を書いてもいいですと云う事で 処方箋を書いて貰った。

その処方箋では1.2の視力があり手元のメーター類は、はっきり読み取れている。

予後は、健常者と強度近視では見え方に差があるようで、4年ほど前に手術を済ませた家内は、補正なしで1.5の視力があり本を読むときは老眼用の眼鏡をかけている。

その他にも、術後の不定愁訴を訴えるようなことはなく、普段通りに過ごしていた。

 

悩ましい眼内レンズの選び方

遠近両用の眼内レンズもあるが、保健が効きくのは治療だけでレンズは個人負担になり、 超望遠レンズが買えるほどの価格になるのでさておき、単焦点レンズのお話になる。

自分の仕事とか趣味を考え、近くにあ るいは遠くに決めたほうがよいと思う。

遠くにと思っても強度の近視の場合や、左右の視力の状態によってはままならぬ 場合もあるので、医師とよく相談してみよう。

家内は、鳥見が趣味と云う事で満足な視力が得られている。

 

日帰りか入院か

当地では30分以内では日帰り手術をしているところが無く、必然的に入院を選ぶ事 になってしまった。

日帰りだと1時間ほどかかる松本まで出かけることになるが、手術終了後頻繁に検査に通う事になるし、 車の運転も家族頼みになる。

 

手術費用

入院費用は3泊4日で27,000円、両眼で54,000円になり、他に食 事代は個人負担、レンズ及び治療費は保険診療になる。

生命保険に加入していれば、入院費と手術費の給付金が出るかも知れ ないので、保険会社に問い合わせてみよう。


白内障手術顛末記Ⅰ 一番興味のありそうなことから  

2014-03-13 20:42:35 | 白内障

私はかなり強度の近視持ち、運転免許証の更新が辛うじてパス出来る程度、以前網膜裂孔のレーザー手術を受けた時、今手術 するほどではないが白内障があるとの御宣託を受けていた。

2月末に免許証更新が迫り、11月11日に眼科で視力検査 を受けた所、免許更新はどちらに転んでも不思議ではないとのことであった。

白内障の手術をすれば大丈夫との事で、思 い切って手術をすることにした。

手術予定日は左眼が2月12日、右眼が2月27日の更新日そのものだが余裕が一 ヵ月あるので、目が慣れる期間を置いたとしても、なんとかクリアー出来る日程だった。

さて本題の白内障手術は近くの病院では3泊4日だが、それぞれ病院で違うようで今では日帰りも出来るが、翌日と翌々日の検査と予後の事を考え入院を選択した。

 

手術日の前日は午後から入院、3時過ぎに視力検査・眼底写真・眼軸長検査(眼内の長さ)他を受ける。

 

手術日は、眼薬の点眼(麻酔薬も含まれる)が忙しい(看護師さんがしてくれる)が、午前8時頃各種検査を受け手術を待つ。

手術30分前に点滴を受け、手術室へは車椅子で運ばれ麻酔薬の点眼。

帽子を被り手術台へ、執刀医・助手に優しく迎えられるが、臆病者の私は不安がいっぱい。

血圧計・飽和酸素測定モニター(指先に付けてヘモクロビンに含まれる酸素量を測定 93%以上正常)・心電図モニターを取り付けられるが、いくら強がりを見せていてもモニターは正直、心臓のドキドキがありありとおまけに不整脈が1回。

眼の周りを消毒清拭され顔全体を覆うマスクを付ける。

手術する方の目の周りは粘着剤が付いていて、眼を開いた状態でしっかりと固定される。

眼の周りだけ穴が開けられ、消毒剤をジャブジャブと流し込まれ眼が沁みる。

治まらぬうちにすぐ慣れますからの言葉と共に、瞬き防止の器具を固定されるがいささか辛いものがあり、10分くらいは我慢 出来ますか、少し緩めますかの言葉にたまらず、限界まで緩めてもらうがそんなに変わったとは思われない。

麻酔の注射を白眼に射しますと云われたが、恐怖の針も見えず痛みは全然感じなかった。

青白く強烈に明るい光源もすぐ慣れますの言葉、顕微鏡を近づけての声と共に手術が始まる。

水晶体が入っている前嚢が切除され、水晶体が超音波で砕かれ、吸引され、眼内レンズが装着されて手術は完了(この間機械の 音が賑やか)。

手術自体による痛みは全く感じられなかった。

マスクがバリバリと剥がされ、ガーゼが張り付けられアルミのプロテクターがテープで固定されて車椅子に乗って病室へ運ばれ 1時間ほど安静に過ごし、点滴は無くなり次第外される。

3時過ぎに検査があり、歩いて外来へ向かいガーゼを外され異常ないことを告げられ、プロテクターだけで病室へ戻る。

この日は術後の鈍痛と眼内にささくれ感が残り、右眼は強度の近視、左眼は軽い近視状態で本もテレビも見る気にはなれず、寝るまでの時間が長かった。

順不同があるかもわかりませんし、術中の消毒は数回ありました。

 

 


事前検査に行った

2014-01-29 17:36:21 | 白内障

眼科で受付を済ませ瞳孔拡張剤を点眼し、先ずは検査室へ行き尿検査のためコップを渡され、トイレ行って最低ラインを採尿し所定の場所へ置く。

次に血液検査、注射針が血管に上手く刺さらず血が採れなくて、ゴソゴソ動かしているうちに、なんとか目的の量は採れたようだ。

次はレントゲン室、これは難なく済ませ、生理検査室で心電図、確か2回目だと思うがベッドに寝て電極を付ける。

このひんやりした感覚は、二度と戻れぬ電気椅子に座って付けるか、ベッドで付けるだけの違いかななどとつまらぬことを考えているうちに終了する。

眼科へ戻り、診察依頼状を持って内科へ行き、検査結果が出るまで待つことになる。

いつもは白衣シンドロームで、160とか170は当たり前の血圧も何故かおとなしく133と67程度、30分程待って名前を呼ばれ診察室へ入る。

まだ感染症のデーターは空欄だが、他の結果はほぼ良好、聴診器による検査だけで無事放免される。

その頃には拡張剤はガンガン効いて、明るいところを見るとフレアーが出て眩しい。

眼科へ戻り、麻酔剤を点眼し(ちょっと沁みる)眼底写真を撮り、内部の大きさを測るとかの検査を受けて本日は終了する。

次は2月7日(手術の説明と入院の案内、家族同伴)、この病院では一眼3泊4日がお薦めのコース、日帰りでも数日は病院通いとなる。

中央針の木岳

帰り道の風景 右蓮華岳・中央針の木岳・左北葛岳。

針の木岳は、大町からは見ることは困難です。