つれづれ人の日々

暇に任せてのブログ、怠け者の私でも2・3日置き、いやいや4.5日置きなら何とかなりそうです。

花を訪ねて北陸へ

2015-03-31 21:02:53 | 草花

大町の雪は大分融けてきたものの、本格的な春はまだまだ。

待ち遠しい春を訪ねてふるさとの街へ。

花友のはなきち二人さんの御厚意に甘え、二晩も御厄介になってしまい、北陸の悪名高きお天気も、素晴らしい快晴に恵まれ楽しく過ごさせていただいた。

3月26日(木)

昨年訪れた時よりもかなり早い時期だが、カタクリが咲きギフチョウも飛び、初めての花ナニワズの素晴らしい群落も見る事が出来た。

小さな池にはコガモも滞在していた。

カタクリ

キクザキイチゲ

ギフチョウ

ナニワズ

コガモ

ナニワズ群落

越前海岸の山手の崖に、白い十字花を付けた見知らぬ花が咲いていた。

ランナーを延ばし、接地したところから芽をだしロゼットを作っていた。

夜、本を拝借して名前を調べたところ、福井県を東限とするスズシロソウと判明した。

スズシロソウ

3月27日(金)

県境の加賀の溜池の周囲を散策する。

ショウジョウバカマが多く、青み掛かった花をつけていた。

ミスミソウが咲き、色変わりや花びらの変化が見られる。

キクザキイチゲも白花と青い花を咲かせていた。

トキワイカリソウはまだ早く、ようやく二株ほど見つけたが、ほかはまだ早かったようだ。

午後からは、大杉谷にある山野草の店で食事を済ませ、早々に那谷寺へ行きナタデラカンアオイを探した。

遊歩道の周囲で見つける事が出来たが、そんなに数は多くなく葉っぱをひっくり返して花を確認。

ショウジョウバカマ

ミスミソウ

キクザキイチゲ

トキワイカリソウ

トキワイカリソウ

3月29日

ふくいの大文殊山を訪ねる。

標高356mの低い山だが、訪れる人が多く賑わっていた。

尾根道にはカタクリが咲き、白い花も見ることが出来た。

最近では珍しくなったヒロハアマナ、全国的に数は少なく人気の花、大事にしてゆきたい花だけど、ふもと近くの山道には、イノシシの掘った穴がそこかしこにあり、カタクリと共に心配される。

エンレイソウ

ヒロハアマナ

大文殊の山頂には、何故か百名山の深田久弥氏の標識があり、お堂の中に中学生時代の落書きが残されているという。

標識

 

カタクリ白花

スミレサイシン

ふもとのお寺の庭には、高山のものとばかり思っていたイワナシの群落がある。

葉っぱも美しく花数も多く素晴らしい。

イワナシ

午後三時ころはなきち宅へ帰り着き、お風呂まで用意していただき、大町での再会を約して帰途につき、9時前に大町へ到着した。

 

 


コブシほころぶ

2015-03-30 21:03:37 | 日記

暖かい日が続き、雪もだいぶ融けてきたのはいいけれど、いい加減にくくり付けた庭木は、雪に押されて提灯を畳んだようになってしまい、どうしようもないので根元から切ってしまった。

レンギョウ・ヒュウガミズキはひこばえが出るだろうけれど、イチイは5センチほどのが根元から折れ、雪を除雪機で飛ばしたほうは、カエデが埋もれていて、ポッキリ折れた枝が白く痛々しい。

それでも春は訪れ、陽だまりのコブシは花が苞からのぞき、ツバメも遠路到着した。

コブシ

ツバメ

ホオジロは雪山を背景に囀り、レンジャクは北への途中の羽根休めに立ち寄っている。

何となくメタボな感じのレンジャク、飛びにくそうだけどかなり早く飛んでいる。

ホオジロ

ヒレンジャク

キレンジャク

 

 


まだ雪は多いけれど

2015-03-20 21:15:20 | 野鳥たち

ようやくベニマシコが戻ってきた。

すっかり羽根も生え変わりきれいになった。

ハイタカも唐松で頑張っていたが、飛んだところを見逃してしまった。

溜池の倒木にオシドリが止まっていたが、近づいた途端ボッチャン・ボッチャンと飛び込み何処へ行ったか分からなくなってしまった。

離れた斜面をカモシカがのそのそ歩いて行ったが、多分どこかでじっくり観察されてしまったようだ。

ハイタカ

ベニマシコ

ベニマシコ雌

オシドリ雌

オシドリ

カモシカ


木崎湖畔早春賦

2015-03-18 21:00:04 | 日記

ホオジロは囀り始めたものの、ウグイスはまだ黙ったまま。

木崎湖の周囲は雪が多く、冬の名残り濃厚。

杉林の陽だまりではフクジュソウが咲き、カンムリカイツブリ・カワアイサは北帰行も間もなく始まる。

木崎湖

ホオジロ

フクジュソウ

カンムリカイツブリ

カワアイサ