先月27日に右眼の手術が前回と同様の手順で終了した。
左眼だけの時は、左右の視力に大きな差があるせいか、頭の中 がぼんやりしてしまい気分がすぐれなかったが、右眼が終了すると共にそれも解消してしまった。
術後の経過は両眼共に視野の中心がピンク色に見えていたが、それぞれ1週間ほどで見えなくなった。
眼内レンズの設定は、日常生活に不便をきたさ ないようにとの事だったので、補正無しで新聞やパソコンの画面は鮮明に見える。
2・5m程離れたTV(小型)は、はっ きりは見えず、弱い近視状態になっている。
近くを散歩する時はさほど不便ではないが、買い物などではちょっと離れた所の 商品や案内が見えづらい。
2回目の検診の時、車の運転をする仮の眼鏡をつくるなら、処方箋を書いてもいいですと云う事で 処方箋を書いて貰った。
その処方箋では1.2の視力があり手元のメーター類は、はっきり読み取れている。
予後は、健常者と強度近視では見え方に差があるようで、4年ほど前に手術を済ませた家内は、補正なしで1.5の視力があり本を読むときは老眼用の眼鏡をかけている。
その他にも、術後の不定愁訴を訴えるようなことはなく、普段通りに過ごしていた。
悩ましい眼内レンズの選び方
遠近両用の眼内レンズもあるが、保健が効きくのは治療だけでレンズは個人負担になり、 超望遠レンズが買えるほどの価格になるのでさておき、単焦点レンズのお話になる。
自分の仕事とか趣味を考え、近くにあ るいは遠くに決めたほうがよいと思う。
遠くにと思っても強度の近視の場合や、左右の視力の状態によってはままならぬ 場合もあるので、医師とよく相談してみよう。
家内は、鳥見が趣味と云う事で満足な視力が得られている。
日帰りか入院か
当地では30分以内では日帰り手術をしているところが無く、必然的に入院を選ぶ事 になってしまった。
日帰りだと1時間ほどかかる松本まで出かけることになるが、手術終了後頻繁に検査に通う事になるし、 車の運転も家族頼みになる。
手術費用
入院費用は3泊4日で27,000円、両眼で54,000円になり、他に食 事代は個人負担、レンズ及び治療費は保険診療になる。
生命保険に加入していれば、入院費と手術費の給付金が出るかも知れ ないので、保険会社に問い合わせてみよう。