松尾大社から西芳寺目指して歩く。
かなり以前から、苔が傷むということで一般公開はされていない。
この辺りは、閑散として観光客も少ない。
川越しに覗くツツジ(ミツバツツジ)
途中にある地蔵院はこじんまりした小さな竹の寺、一休禅師が幼少の頃修業したといわれている。
参道の早緑が明るく美しい。
小さな山門をくぐると本堂、今は工事中で無粋なネットに囲まれている。
大きくて華やかな白い椿、花がぼったり落ちるのか、ハラハラ散るのか両方落ちている。
蒼く粉を拭いたような孟宗竹。
竹のこは孟てしまった。
訪れる人はまばらで閑静。
通称鈴虫寺、参道は急な階段、山門をくぐった庭に余裕がない。
いきなり受付の人と目が合ってしまい、そこそこに引き上げる。
竹の梢にオオルリ、若葉被りで色が出ない。
ここから家まで道がわからない儘、川沿い下れば何とかなると歩き始めた。
途中、休憩するような店も見当たらず、遮に無に歩き迷いもせずに、何とか家にたどり着いた。