雄吉はおとぎばなしの世界に住む父親のように弾み、足が地につかず。待ちに待った幸福の時間のものだから、それは無理もない。笑顔が心からこぼれ出る。そういえば雄吉自身、暮らしにもまた想像裏にもおとぎばなしめく感動が、久しく欠けていたように思われて、
「感動がたよりなかったのね」
英次に教えられたと早速雄吉は感動的に呟きつつ英次の肩を抱き寄せた。一つの影を追って帰る。明日はすばらしい青空が望めることだろう。明日が楽しみです。・・・
<了>
※ご愛読ありがとうございました。
次回は、「時間を遊ばせてやる時間~自分が守られなければ生きる楽しみもない~」を連載します。お楽しみにしてください。
「感動がたよりなかったのね」
英次に教えられたと早速雄吉は感動的に呟きつつ英次の肩を抱き寄せた。一つの影を追って帰る。明日はすばらしい青空が望めることだろう。明日が楽しみです。・・・
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