二回目は、学校の各分掌・係とその役割について記すつもりでしたが、6月にもなっていますので、一学期の運営の仕方の方を先にして、記したいと思います。
学校は一学期から三学期まで、各学期に分かれていますが、当然のことですが、各学期で行うことや目標は違っています。このことは、学校行事の違い等からも自然にわかることと思います。
そこで、今回はまず一学期の目標や具体的に行うことについて触れてみます。
初めの一学期には、一年間を見通した活動を意識しておきながら、その基礎となる部分をきちんと作ることが大切と思われます。
年度初めは、一年間を決める大切な時期です。特に4月は、出会いの時期で、児童生徒(以下は生徒と記します。)が学級学年として集まる時期です。
人間関係の基礎がつくられるときですから、生徒がなるべく早く学級や学年、学校自体になるべく早くなじみ、相互のスムーズな関係が作られて、「心の居場所」が得られるようにすることが大切です。集団になじめないと、後になって、さまざまな問題・課題が生じやすくなって、集団の運営も難しくなるので、十分に留意することが大切と思われます。
いわゆる適応指導が一番求められる時期だと思われます。
教員の方から生徒に近づいていかないと関係はなかなか作れません。生徒の方から先生に近づいてくることはあまりありません。特に心の中に問題や課題を持っている生徒は、自ら来ることはありませんので先生からの接近が必要です。但し、大きな問題を抱えている生徒は、他の生徒と違う行動を取りがちなので、その行動の起こる時期や種類、心の状態との関連について、きちんとメモなどをして、その後も継続的に観察していく必要があると思います。
なるべく早く顔と名前を一致させて記憶し、名前を呼んでみる等はできることですので、留意してなるべく多くやる活動だと思います。
かかわりの機会を増やすようにして、言葉のやりとりを行います。特に教育相談やカウンセリングの技術は人間関係づくりに役立ちますので、十分に活用することが必要です。カウンセリングの理論については、いずれどこかで触れたいと思っています。
まずは先生と生徒との間での人間関係、信頼関係をつくることが必要です。ただ、深い関係はなかなかできにくいので、この時点では表面的な状態でも、交流を多くすることが必要と思います。
教育相談では、受容とか、共感とか言いますが、忙しいこの時期ではそれもなかなか難しい部分もあるのが実態と思います。
ただかかわりの中での相手の生徒の反応の仕方については、冷静に見ておく必要があります。反応の仕方に相手の特性が現れますので、落ち着いて観察して、必要があれば記録して置くことがよいと思います。
記憶・記録の積み重ねを冷静に見ていくと、各生徒の特性が自然に表れてくることと思います。それはとても貴重な情報ですから教員として、心の中にとどめておくべきことと思います。
一学期の中心的な活動は、人間関係づくりと生徒理解を進めることにあると思います。生徒理解が適切に進まないと、その後の教員としての活動のポイントを見つけ出すことができません。各個の理解、それを積み重ねての集団としての学級理解、学年理解が可能になると思われます。
かかわりと観察を積み重ねて、生徒理解を行い、特性を理解する活動をおこなっていきま注意することが大切と思います。このことが十分に行われないと、有意義で、効果的な教育指導にならず、教員からの一方的な指導になる危険性があり、教育活動の効果も期待できなくなりますので、冷静な立場から十分に注意することが大切と思われます。
4月・5月の具体的な活動の要旨については次回に触れてみたいと思います。
学校は一学期から三学期まで、各学期に分かれていますが、当然のことですが、各学期で行うことや目標は違っています。このことは、学校行事の違い等からも自然にわかることと思います。
そこで、今回はまず一学期の目標や具体的に行うことについて触れてみます。
初めの一学期には、一年間を見通した活動を意識しておきながら、その基礎となる部分をきちんと作ることが大切と思われます。
年度初めは、一年間を決める大切な時期です。特に4月は、出会いの時期で、児童生徒(以下は生徒と記します。)が学級学年として集まる時期です。
人間関係の基礎がつくられるときですから、生徒がなるべく早く学級や学年、学校自体になるべく早くなじみ、相互のスムーズな関係が作られて、「心の居場所」が得られるようにすることが大切です。集団になじめないと、後になって、さまざまな問題・課題が生じやすくなって、集団の運営も難しくなるので、十分に留意することが大切と思われます。
いわゆる適応指導が一番求められる時期だと思われます。
教員の方から生徒に近づいていかないと関係はなかなか作れません。生徒の方から先生に近づいてくることはあまりありません。特に心の中に問題や課題を持っている生徒は、自ら来ることはありませんので先生からの接近が必要です。但し、大きな問題を抱えている生徒は、他の生徒と違う行動を取りがちなので、その行動の起こる時期や種類、心の状態との関連について、きちんとメモなどをして、その後も継続的に観察していく必要があると思います。
なるべく早く顔と名前を一致させて記憶し、名前を呼んでみる等はできることですので、留意してなるべく多くやる活動だと思います。
かかわりの機会を増やすようにして、言葉のやりとりを行います。特に教育相談やカウンセリングの技術は人間関係づくりに役立ちますので、十分に活用することが必要です。カウンセリングの理論については、いずれどこかで触れたいと思っています。
まずは先生と生徒との間での人間関係、信頼関係をつくることが必要です。ただ、深い関係はなかなかできにくいので、この時点では表面的な状態でも、交流を多くすることが必要と思います。
教育相談では、受容とか、共感とか言いますが、忙しいこの時期ではそれもなかなか難しい部分もあるのが実態と思います。
ただかかわりの中での相手の生徒の反応の仕方については、冷静に見ておく必要があります。反応の仕方に相手の特性が現れますので、落ち着いて観察して、必要があれば記録して置くことがよいと思います。
記憶・記録の積み重ねを冷静に見ていくと、各生徒の特性が自然に表れてくることと思います。それはとても貴重な情報ですから教員として、心の中にとどめておくべきことと思います。
一学期の中心的な活動は、人間関係づくりと生徒理解を進めることにあると思います。生徒理解が適切に進まないと、その後の教員としての活動のポイントを見つけ出すことができません。各個の理解、それを積み重ねての集団としての学級理解、学年理解が可能になると思われます。
かかわりと観察を積み重ねて、生徒理解を行い、特性を理解する活動をおこなっていきま注意することが大切と思います。このことが十分に行われないと、有意義で、効果的な教育指導にならず、教員からの一方的な指導になる危険性があり、教育活動の効果も期待できなくなりますので、冷静な立場から十分に注意することが大切と思われます。
4月・5月の具体的な活動の要旨については次回に触れてみたいと思います。
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