★東北楽天ゴールデンイーグルス
1位(×大石達也投手・早稲田大→)
塩見 貴洋 (しおみ・たかひろ) 投手 22歳
左投左打 182cm77kg
愛媛・帝京第五高-八戸大
キレのある速球、変化球でコースを丹念に付くピッチングが持ち味で、大学3年から頭角を現して通算15勝1敗。今秋の対東北福祉大戦では、1四球のみの準完全試合を達成した。
2位
美馬 学 (みま・まなぶ) 投手 24歳
右投左打 169cm74kg
茨城・藤代高-中央大-東京ガス
小柄だが、全身をフルに使ったフォームから繰り出される速球は、MAX153キロ。スライダー、カッターを交えた攻めのピッチングが小気味良い、社会人球界屈指のクローザーだ。
3位
阿部 俊人 (あべ・としひと) 内野手 22歳
右投左打 180cm73kg
埼玉・花咲徳栄高-東北福祉大
走攻守の三拍子が高いレベルで揃っている遊撃手。バッティングではミートセンスに優れ、今年6月の大学選手権の対佛教大戦では、大野雄大投手(中日1位)から三塁打を含む2安打。
4位
榎本 葵 (えのもと・あおい) 外野手 18歳
左投左打 179cm78kg
福岡・九州国際大付属高
卓越したバッティングセンスで高校入学早々に4番を任されるなどして、通算49本塁打。2年時には福岡大大濠高・川原弘之投手(ソフトバンク)から140m弾をかっ飛ばしたこともある。
5位
勧野 甲輝 (かんの・こうき) 内野手 18歳
右投右打 181cm86kg
大阪・PL学園高
名門・PL学園高で1年夏から4番を任されるなど、センスはピカイチ。その後、故障などもありベンチから外されるなどの苦労も味わったが、それでも通算27本塁打を放っている。
☆育成枠
1位
加藤 貴大 (かとう・たかひろ) 投手 23歳
右投右打 179cm78kg
東京・八王子高-明治学院大-(BCリーグ)富山サンダーバーズ
加藤幹典投手(ヤクルト)の実弟。大学2年時には、首都大学リーグ2部で11勝を挙げて1部昇格に貢献し、MVPに輝いた。MAX144キロの速球を中心にした、攻めのピッチングが持ち味。
2位
木村 謙吾 (きむら・けんご) 投手 18歳
左投左打 178cm88kg
宮城・仙台育英高
ずんぐりとした体格で、付いたあだ名が「投げるおかわりくん」。安定した制球力と度胸の良さで、ひょうひょうとしたピッチングを展開する。体のキレを増して、ボールにもキレを!
3位
川口 隼人 (かわぐち・はやと) 内野手 25歳
右投左打 171cm70kg
山梨・大月短期大付属高-山梨学院大-滋賀・高島ベースボールクラブ
強肩と体に似合わぬパワーが魅力の内野手。巨人の育成枠7位で、双子の兄である川口寛人内野手(西多摩倶楽部)も指名され、ドラフトで双子同時指名という初めての事例となった。
解説
今年の楽天のドラフトにおける補強ポイントは5つ。①左投手②リリーフ③外野手④二遊間⑤パワーヒッターと見ていたわけですが、見事なまでにドンピシャリの指名内容となりました。1位ではクローザー向きの大石のくじ引きに参戦(②)。外れた後は塩見に行きました(①)。ヤクルトとの競合に勝った後、2位の美馬(②)。3位の阿部(④)、4位の榎本(③⑤)、5位の勧野(⑤)と、まさに補強ポイントに即した指名に徹してきました。星野仙一新監督も、いきなりの大仕事(くじ引き)の一発目は外しましたが、二発目はきっちり当てて、ホッとしたことでしょう。
上位2人には即戦力を期待するのは当然として、個人的な注目は5位の勧野。「甲子園で輝くように」という意味で「甲輝」と名付けられたそうですが、実際には故障などもあって、甲子園で輝くには至りませんでした。しかし、ポテンシャルの高さは相当なもの。甲子園でなくとも、宮城の地で輝ける選手となってもらいたいものです。
1位(×大石達也投手・早稲田大→)
塩見 貴洋 (しおみ・たかひろ) 投手 22歳
左投左打 182cm77kg
愛媛・帝京第五高-八戸大
キレのある速球、変化球でコースを丹念に付くピッチングが持ち味で、大学3年から頭角を現して通算15勝1敗。今秋の対東北福祉大戦では、1四球のみの準完全試合を達成した。
2位
美馬 学 (みま・まなぶ) 投手 24歳
右投左打 169cm74kg
茨城・藤代高-中央大-東京ガス
小柄だが、全身をフルに使ったフォームから繰り出される速球は、MAX153キロ。スライダー、カッターを交えた攻めのピッチングが小気味良い、社会人球界屈指のクローザーだ。
3位
阿部 俊人 (あべ・としひと) 内野手 22歳
右投左打 180cm73kg
埼玉・花咲徳栄高-東北福祉大
走攻守の三拍子が高いレベルで揃っている遊撃手。バッティングではミートセンスに優れ、今年6月の大学選手権の対佛教大戦では、大野雄大投手(中日1位)から三塁打を含む2安打。
4位
榎本 葵 (えのもと・あおい) 外野手 18歳
左投左打 179cm78kg
福岡・九州国際大付属高
卓越したバッティングセンスで高校入学早々に4番を任されるなどして、通算49本塁打。2年時には福岡大大濠高・川原弘之投手(ソフトバンク)から140m弾をかっ飛ばしたこともある。
5位
勧野 甲輝 (かんの・こうき) 内野手 18歳
右投右打 181cm86kg
大阪・PL学園高
名門・PL学園高で1年夏から4番を任されるなど、センスはピカイチ。その後、故障などもありベンチから外されるなどの苦労も味わったが、それでも通算27本塁打を放っている。
☆育成枠
1位
加藤 貴大 (かとう・たかひろ) 投手 23歳
右投右打 179cm78kg
東京・八王子高-明治学院大-(BCリーグ)富山サンダーバーズ
加藤幹典投手(ヤクルト)の実弟。大学2年時には、首都大学リーグ2部で11勝を挙げて1部昇格に貢献し、MVPに輝いた。MAX144キロの速球を中心にした、攻めのピッチングが持ち味。
2位
木村 謙吾 (きむら・けんご) 投手 18歳
左投左打 178cm88kg
宮城・仙台育英高
ずんぐりとした体格で、付いたあだ名が「投げるおかわりくん」。安定した制球力と度胸の良さで、ひょうひょうとしたピッチングを展開する。体のキレを増して、ボールにもキレを!
3位
川口 隼人 (かわぐち・はやと) 内野手 25歳
右投左打 171cm70kg
山梨・大月短期大付属高-山梨学院大-滋賀・高島ベースボールクラブ
強肩と体に似合わぬパワーが魅力の内野手。巨人の育成枠7位で、双子の兄である川口寛人内野手(西多摩倶楽部)も指名され、ドラフトで双子同時指名という初めての事例となった。
解説
今年の楽天のドラフトにおける補強ポイントは5つ。①左投手②リリーフ③外野手④二遊間⑤パワーヒッターと見ていたわけですが、見事なまでにドンピシャリの指名内容となりました。1位ではクローザー向きの大石のくじ引きに参戦(②)。外れた後は塩見に行きました(①)。ヤクルトとの競合に勝った後、2位の美馬(②)。3位の阿部(④)、4位の榎本(③⑤)、5位の勧野(⑤)と、まさに補強ポイントに即した指名に徹してきました。星野仙一新監督も、いきなりの大仕事(くじ引き)の一発目は外しましたが、二発目はきっちり当てて、ホッとしたことでしょう。
上位2人には即戦力を期待するのは当然として、個人的な注目は5位の勧野。「甲子園で輝くように」という意味で「甲輝」と名付けられたそうですが、実際には故障などもあって、甲子園で輝くには至りませんでした。しかし、ポテンシャルの高さは相当なもの。甲子園でなくとも、宮城の地で輝ける選手となってもらいたいものです。