うえぽんの「たぬき鍋」

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ドラフト「怪」説2014「まーたくじ引き外したのか」その10

2014-11-11 02:07:53 | 野球・ドラフト「怪」説
★オリックスバファローズ

1位
山 福也 (やまさき・さちや) 投手 22歳
左投左打 187cm88kg
東京・日本大第三高-明治大
父・章弘氏は、捕手として巨人などでプレー。中学時に患った脳腫瘍を大手術で克服し、大学ではリーグ現役最多の通算20勝。大崩れしない器用な左腕。

2位
宗 佑磨 (むね・ゆうま) 内野手 18歳
右投左打 181cm77kg
神奈川・横浜隼人高
ギニア人の父を持つハーフ。卓越した体のバネに加え、身のこなしが器用で対応力が高い。スケールの大きい選手として期待される「ハマのムネリン」!

3位
佐野 皓大 (さの・こうだい) 投手 18歳
右投右打 182cm68kg
大分・大分高
体は細いが、肘をムチのようにしならせて投げ込む直球は、MAX152キロ。球離れが遅いので、制球も安定している。プロの体力が身に付いた時が楽しみ。

4位
木 伴 (たかぎ・ばん) 投手 24歳
右投右打 180cm80kg
埼玉・市立川口高-東京農業大-NTT東日本
肩肘を柔らかく使い、常時140キロ台の直球と多彩な変化球で三振を奪えるのが強み。今季は不調で4位指名となったが、本来の投球が戻れば即戦力だ。

5位
齋藤 綱記 (さいとう・こうき) 投手 18歳
左投左打 181cm83kg
北海道・北照高
高い角度から投げ下ろすMAX144キロの直球、縦と横のスライダーが大きな武器。今夏の大会終了後も練習を継続するなど、自分を追い込める点も高評価。

6位
坂寄 晴一 (さかより・せいいち) 投手 24歳
左投左打 180cm73kg
茨城・鉾田第一高-国士舘大-JR東日本
力で押さえ込むスゴみはないが、緩急自在の投球術で三振も奪える技巧派左腕。5月の巨人二軍との交流戦で5回をパーフェクトに抑え、評価を高めた。

7位
西野 真弘 (にしの・まさひろ) 内野手 24歳
右投左打 167cm68kg
千葉・東海大浦安高-国際武道大-JR東日本
6位の坂寄と同じチームの所属。「昨年に広島入りした田中(広輔)と比べ、身長と根性以外は勝っているのではないか」(JR東日本・堀井哲也監督談)

8位
小田 裕也 (おだ・ゆうや) 外野手 25歳
右投左打 172cm75kg
熊本・九州学院高-東洋大-日本生命
大学4年の日本選手権決勝・対慶應義塾大戦では、福谷浩司(中日)から優勝決定のサヨナラ2ラン。走攻守に思い切りが良く、スピード感のある選手。

9位
鈴木 優 (すずき・ゆう) 投手 18歳
右投右打 181cm76kg
東京・雪谷高
現役の都立校生が指名を受けるのは3人目の快挙。フォームはコンパクトだが投球は力強く、変化球も効果的に使える。端整な顔立ちも人気を呼びそう。

解説
オリックスのドラフトは長年、大学・社会人・独立リーグの選手の指名が中心で、高校生の指名にはあまり積極的ではない傾向がありました。しかし、昨年から急に趣向が変わり、昨年は8人(育成枠を除く)中4人、今年も9人中4人が高校生です。西勇輝、伊藤光、T-岡田、駿太と、高校から直接入団した選手が次々と主力に成長したことで、球団としても育成に自信を持てるようになったのが大きいのかも知れません。今年も昨年同様、1位の単独指名に成功したことで良い流れを引き寄せて、即戦力タイプから将来性タイプまでバラエティに富んだ、ボリュームたっぷりのドラフトができましたね。個人的には、日本ハムと同じぐらいの評価をして良いんじゃないかと思います。チームも上昇気流に乗りつつあるので、来年以降もこの調子で行きたいですね!