うえぽんの「たぬき鍋」

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ドラフト「怪」説2016「外れ1位が皆佐々木。これがホントの『千隼フル』」その2

2016-10-31 23:45:51 | 野球・ドラフト「怪」説
★中日ドラゴンズ

1位
柳 裕也 (やなぎ・ゆうや) 投手 22歳
右投右打 180cm80kg
神奈川・横浜高-明治大
高校時代から総合力の高さでドラフト候補に挙がっていたが、大学で力強さも身に付けた。1年目からエースになれるかも?

2位
京田 陽太 (きょうだ・ようた) 内野手 22歳
右投左打 182cm80kg
青森・青森山田高-日本大
走攻守すべてが洗練され、無駄なく安定したプレーが持ち味の大型遊撃手。こちらも、1年目からレギュラーを獲れるかも?

3位
石垣 雅海 (いしがき・まさみ) 内野手 18歳
右投右打 180cm85kg
山形・酒田南高
思い切りの良いスイングで豪快なアーチを描く、高校通算37本塁打の強打者。攻守に粗さは残るも、それもある意味魅力的。

4位
笠原 祥太郎 (かさはら・しょうたろう) 投手 22歳
左投左打 177cm85kg
新潟・新津高-新潟医療福祉大
高校では無名も、大学で新設された野球部の1期生となり、素質が開花。MAX147キロの直球とカッター、スライダーで勝負!

5位
藤嶋 健人 (ふじしま・けんと) 投手 18歳
右投右打 176cm80kg
愛知・東邦高
馬力で勝負するタイプだが、ナックルカーブを操る器用さもある。本人は投手志望だが、打撃センスも非凡で通算49本塁打。

6位
丸山 泰資 (まるやま・たいすけ) 投手 22歳
右投右打 176cm79kg
愛知・東邦高-東海大
昨春のリーグ戦で完全試合を達成したMAX151キロ右腕。今年はフォームの崩れや故障で苦しんだが、調子が戻れば即戦力だ。

育成枠
1位
木下 雄介 (きのした・ゆうすけ) 投手 23歳
右投右打 183cm82kg
徳島・生光学園高-駒澤大(中退)-四国IL/徳島インディゴソックス
大学を1年で中退し、2年間のブランクを経て四国IL入り。MAX150キロの直球はブランクを感じさせないが、課題は制球力。

解説
今季の中日は多くの評論家から最下位に予想され、一時は健闘したものの長続きせず、谷繁元信監督をシーズン途中で更迭するというショック療法も全く効きませんでした。低迷の原因ははっきりしていて、長年にわたる編成と育成のミス。これを挽回する第一歩として、今回のドラフトは特に失敗が許されなかったところですが、現時点ではほぼベストな指名ができたのではないかと思います。1位では、直前まで今井達也投手(作新学院高・西武1位)を指名予定だったそうですが、現状の中日ならば、来季の開幕からすぐに使えそうな柳の方が補強ポイントに即してますし、2位の京田、3位の石垣と、将来の中軸として期待できる野手を2人指名できたのも大ヒットですね。4位以下も、「すぐ一軍!」というのは難しそうですが、スケールが大きそうな面々が揃い、なかなか楽しみです。平田良介、大島洋平がFAの権利を取得していた外野手の指名が0だったのが気になっていましたが、とりあえず大島は残留が決定。これにはスカウト陣も、胸をなで下ろしたのではないでしょうか。