『天狗岩は雨乞い祈祷の舞台』(園部町大河内)
「雨乞い地蔵」と「天狗岩」はセットとし話さなければ、大河内の民俗伝承文化は成り立たない。
今日は雨乞い地蔵の続編として、天狗岩に登ってみた。
紅葉の盛りの中、一時間程かけ急登な登りに大粒の汗をかく……。まさに山頂(700m)は天狗岩の奇岩・巨岩が露出する岩山だ。周囲約150度以上の広角の大パノラマに大興奮する。丹波の山並みが見渡せ遮るものは何もない…。ここで過去、幾度か雨乞神事が行われたかと思うと灌漑深い。周りの雑木を切り千束柴の薪づくりに精を出したのであろうか…。柴を千束に束ね天高く井型に積み上げた場所を探すが…、千束柴の火は天をも焦がす勢いで燃え上がったであろう、周りを取り囲む村人たちは口々に「雨を降らしたまわれ」と、大声で天に向かいお願いするという。…その声が聞こえてきそうな静寂の天狗岩雨乞舞台である。今は遠い昔の話ではあるが、次の世代へと語り継いでいかなければいけない…。
「雨乞い地蔵」と「天狗岩」はセットとし話さなければ、大河内の民俗伝承文化は成り立たない。
<看板がるり渓観光協会が設置>
今日は雨乞い地蔵の続編として、天狗岩に登ってみた。
紅葉の盛りの中、一時間程かけ急登な登りに大粒の汗をかく……。まさに山頂(700m)は天狗岩の奇岩・巨岩が露出する岩山だ。周囲約150度以上の広角の大パノラマに大興奮する。丹波の山並みが見渡せ遮るものは何もない…。ここで過去、幾度か雨乞神事が行われたかと思うと灌漑深い。周りの雑木を切り千束柴の薪づくりに精を出したのであろうか…。柴を千束に束ね天高く井型に積み上げた場所を探すが…、千束柴の火は天をも焦がす勢いで燃え上がったであろう、周りを取り囲む村人たちは口々に「雨を降らしたまわれ」と、大声で天に向かいお願いするという。…その声が聞こえてきそうな静寂の天狗岩雨乞舞台である。今は遠い昔の話ではあるが、次の世代へと語り継いでいかなければいけない…。
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