今回は、埴生地区の地質(岩石)のウォッチングを…
【今から7000万年前、るり渓谷地方に大規模な火山活動が起こっています。深山、半国山を含む一帯に激しい噴火がおこりました。火山灰や溶岩が大量に噴出し、古生層の丹波帯の上に盛り上がりました。その厚さは1600メートルとも云われている】
この火山灰の灰が堆積してできたのが『凝灰岩』です。火口から隆起してできた流紋岩・花崗岩・チャート等はるり渓谷へ行けば見られます。
最福寺の前の道を100㍍程歩くと、右道端に自然石があります。うっかりすると通り過ぎてしまいます。要注意。堆積岩のグループの『凝灰岩』と呼ばれる岩石があります。よく見ると縞模様(しまもよう)が奇麗にできている。湖底にたまった火山灰が固まって出来たものですね。触ってみると表面はザラザラしています。小さな孔(あな)が無数にあります。これは空気・ガス成分が抜けたときにできる孔の跡です。低密度であり比重は1.8~2.6の範囲。
【今から7000万年前、るり渓谷地方に大規模な火山活動が起こっています。深山、半国山を含む一帯に激しい噴火がおこりました。火山灰や溶岩が大量に噴出し、古生層の丹波帯の上に盛り上がりました。その厚さは1600メートルとも云われている】