ひと筆めぐり 【新発見・再発見・摩訶不思議・唯一無二】への楽しみ…

地域に息づく歴史のひと幕にふれ、…遥かなる往時に思いを馳せる

愛宕山の石灯籠

2020-02-15 | 石仏
埴生の街道沿いに『愛宕山の石灯籠』
北向き地蔵の右隣に、愛宕山の石灯籠がある。地蔵につづき灯籠に刻まれている文字の同定をしてみましょう。『 愛宕山 奉之立 』『 元文元年 丙辰 』の銘がよみとれます。風化が激しく元号の頭の文字が読み取り不可に近いが、干支の丙辰が読み取れますので、元号は元文と読むしかない。創建から284年の歳月経過をすると花崗岩(石英閃緑岩)の硬い石も風化が進行します。300年もたつと文字が崩れ読み取り不可となります。読める内に記録として残しておく必要あり。(2020.2.14)



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