愛宕さん石灯籠は堆積岩
岩石は大きく分けて『堆積岩』『火成岩』『変成岩』にわかれます。堆積岩は長い時間、地層が固まって出来た岩石で、砂岩・泥岩・礫岩・チャート等。殿谷の石灯籠は堆積岩ですね。よく見ると小石、泥、砂、チャート等が見られます。この石材は地元から産出した石を使ったと思われます。本梅川流域は堆積岩の地層が露出している。
◎摂津国(近畿)では昔から火除けの神様と言えば「愛宕さん」。「火迺要慎(ひのようじん)」と書かれた御札(火伏札)を、各家の台所に貼っています。愛宕神社は京都市右京区にある愛宕神社が総本山を指します。殿谷鹿嶋神社境内の石灯籠には『 若中 』と力強く銘刻するが、くずし字で刻まれている為…難解!。当時、代参で数名が愛宕本山へお参りし村の戸数分の火伏札をもらって帰る…。(注)殿谷は地元では「とんだに」と発音します。
<若冲>と読みます。くずし字で書かれているため…難しい!?。立ち寄った時は、解読にチャレンジ!!