「皇典研究会」
古事記の研究会だそうです。
名目だけの事なのか?
それらしき勉強会に参加した記憶はありません。
この会が、毎年行っている事があります。
皇居内の清掃奉仕です。
「皇居勤労奉仕団」です。
平成30年は5月に実施済みです。
今準備しているのが、来年の皇居勤労奉仕の事です。
実施予定日は確定し、参加者の募集中です。
来年3月予定の「皇典研究会」の皇居勤労奉仕団は
第12回目の結成しなります。
日本全国から常連の仲間が、友人知人を誘って応募しております。
特に来年は今上天皇・皇后両陛下が退位されます。
それを知ってかどうか、参加者が増える一方です。
事務局が嬉しい悲鳴を上げておるようです。
奉仕団結成の上限は60名。
参加希望者は、その上限を遥かに上回るようです。
奉仕団を「宿泊組」と「通い組」に2分割して対応するようです。
これも例年通り。
私達夫婦は、この勤労奉仕団に3年前から参加しております。
天皇皇后両陛下からの御会釈を賜り、何事にも代えがたい感動。
地域の交流仲間に伝え、皇居勤労奉仕団にお誘いをしております。
回を重ねるごとに、仲間の参加者増えております。
例年3月予定の皇居勤労奉仕団には、総勢15名がノミネートしました。
年齢75歳未満のご夫妻一緒の参加が目立ちます。
家内の宣伝効果が抜群の結果です。
昨夜、皇典研究会の会長兼世話人から電話を頂きました。
参加者紹介の事でのお礼と思って対応しておりましたが、
それだけでは、ありませんでした。
皇居勤労奉仕団・通い組の団長を引き受けてくれとの要請です。
この団長は、今までの参加回数の多い先輩格から指名されておりました。
まだまだ先輩格が多く存在してます。
3年程度の若輩が引き受けるものではありません。
会長に詳しく事情を伺ったら、全ての団長候補者に辞退されたとの事です。
巡り巡って、参加年次の少ない私に、その要請をするに至ったとのことです。
それは、大変名誉なことで、断る理由がありません。
不安が付きまとうが、喜んで会長の推薦指名を受託することにしました。
皇居勤労奉仕団の団長就任は夢の夢、
年齢制限の75歳の参加の折にその機会が訪れたらと、
家内と夢物語をしておりました。
「団長は皆に担がれていれば良いけど、
御会釈の際の天皇皇后両陛下のご下問に、まともにお応えできるかしら?
あなたの事だから、緊張して頭の中が真白になって仕舞うのではないかと
それが心配だわ!
それに、団長同士の籤運で「天皇陛下・皇后陛下万歳」の
音頭をとることになったら、どうする?
それだけ、誰かに代わってもらえないのかしら?」
「副団長にか?」
人前で話し下手の自分をよく知る身内の心配事です。