ブログのお題「2019年の抱負を教えて!」に参加することにしました。
これと言って自慢できるようなものではありません。
日々の暮らしの中の反省をもとに浮き上がった事です。
この抱負を綴るにあたって、その背景を述べる必要があります。
長年亭主関白なるものを続け、頑固一徹の馬鹿さ加減も解らない者の言うことです。
大体、推測できるでしょう。
その逆の立場にいる者が可哀そうだ思われても仕方がありません。
今更、どんなお詫びをしても通じません。
夫婦共々、古希の領域にあります。
交わす会話には、自棄に嫌みの言葉が含まれます。
長年の鬱憤が小出しに返されている感じがします。
それでいて、世間では仲のいい夫婦と言われています。
「実態も知らないで、よく言うは!」
呟いている独り言を聴く機会が多いです。
昨年の流行語大賞に「そだねー」が決まりました。
平昌冬季五輪での日本カーリング女子チームの合言葉です。
チーム全体の信頼感と納得感が漲ります。
ほのぼのとした響き、癒しの効果を醸し出してくれます。
老若誰にでも違和感なく、広く共感を抱かれます。
お正月、孫の二人娘が我が家に遊びに来ました。
姉が小学生、妹はこの4月に小学校入学します。
「おじいちゃんの今年の夢は、どんな事?」
「今年はね、そだねーという言葉をいっぱい使うことにした」
その理由を解説しなくとも、孫たちにはその言葉を即理解した。
「そだねー」
笑いと共に大合唱。
二人の孫たちは可愛い悪戯盛り
両親は躾を兼ねて、よく怒る事頻繁。怒られること事頻繁。
「そだねー、お父さん!」
「そだねー、お母さん!」
孫たちが両親への「そだねー」の言葉、何ともいえない趣です。
交流仲間達と赤坂日枝神社に初詣に出かけました。
この集合写真には私は写っておりません。
この神社の御祭神は「大山咋神」です。
古事記の「須佐之男命」の孫にあたる神様が祀られております。
この神社には「狛犬」がおりませんでした。
とても珍しいことです。
社殿両脇に夫婦の「神猿像」が祀られておりました。
猿は日枝大伸の使いと言い伝えられ、夫婦円満にご利益をもたらすそうです。
そこで、夫婦揃ってお参りをしました。
その時、誓った事が、
今年は家内との会話に、「そだねー」を沢山使おうと思った事です。
まだまだ、擬ぎこちない使い方です。
家内に半信半疑に受け止められている感じがします。
その内に、ほのぼのとした響きに変わることでしょう。