日々是好日

今日も晴天なり。
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ご一緒に如何ですか?

画家の殿様

2019-01-14 11:38:00 | シニアライフ

「佐竹曙山」、ご存知ですか?

「曙山」は雅号です。

第八代秋田藩主佐竹義敦です。

この殿さまの趣味が絵画です。

専門画人をしのぐほどの作品を残しております。

西洋画法を学び、それに基づいた作品を描き

その理論まで書き記した画人大名です。

佐竹家は元来常陸国を領していた名家です。

関ヶ原の戦いで東軍に参加せずに、秘かに西軍に通じたと見做され

出羽国に移封させられました。

私の郷里、秋田の殿様になりました。

それ以前の羽後国は豪族たちが領主になって、勢力争いをしておりました。

横手市以南を支配していたのが、小野寺氏です。

羽後国の殆どの領主が関ヶ原の戦いで東軍に加わる中

小野寺氏だけは、どっちちかずの曖昧な態度。

結局、領地没収、殿様は改易。

東軍に参加した領主たちは、それぞれ何処かの殿様になりました。

「佐竹曙山」?

田舎の殿様の名字と同じだ。

読書本との出会いです。

本の内容は分からないまま、図書館に借り出し予約。

読み進む中で、意外な事に遭遇してます。

郷里秋田蘭画研究をしている感じ。

平賀源内と角館出身の画家小野田直武

そして、佐竹曙山とのかかわり。

初めて知った事ですが

杉田玄白「解体新書」の押絵制作に

郷里の画家小野田直武が業績をのこしております。

この本は

画ノ用タルヤ似タルヲ貴フ 佐竹曙山 成瀬不二雄著(ミネルヴァ書房)です。

まだ、読書半ばですが

読書による、未知なる分野の出会いに感動したままを

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