夏休み中の朝の公園体操に集った人たちの写真です。
子供会主催のラジオ体操の期間終了後も、引き続いて参加している子供たちも一緒です。
夏休みが終わって、学校は2学期です。
学校に通学する前の日課として、毎朝公園体操に参加している児童がおります。
小学生低学年です。
この子供たちが通う小学校は地元では最も古い歴史を刻んでおります。
創立144年、しっかりと子供たちにその伝統が引き継がれております。
伝統に誇りを持つ子供たちに、未来の頼もしさを感じます。
シニア世代の公園体操仲間には孫、そのものです。
その孫同然の児童たちが、今朝の趣が普段と違ってます。
学校の宿題が課せられておりました。
「おじいさん、おばあさんの昔、どんな遊びをしてましたか?」
そして
「どんなことで、困ってましたか?」
シニア世代が子供だった頃の聞き取り調査です。
公園体操に参加したシニアは誰一人として帰るものは者はおりません。
幼い子供たちが発する質問に、目を輝かせ対応しております。
シニア世代の人たちに、懐かしい時代を甦らせてくれてます。
懐かしい遊びが、次から次へと出てきます。
驚いているのが、質問者の子供たちです。
持参した調査用紙に書き切れないほど、多くの遊びがありました。
シニア世代にとって、みんな共通の遊びです。
でも、今消えてしまっている遊びも沢山あります。
「それって、どんな遊びですか?」
しっかりとした幼い調査員です。
その質問に、分かりやすく解説することも忘れておりません。
優しいおじいさんとおばあさん達です。
そして、「どんなことで、困ってましたか?」
さて、この質問へどのように回答しようかと、誰もが思案している様子。
「個なった事、あったかなぁ?」「無かったよなぁ」
そうなんです。
みんな貧乏だったが、困った事は何にもなかったのです。
今のような便利なものは、何もない時代です。
洗濯板、五衛門風呂・・・
子ども達には初めて耳にする物ばかりです。
しっかりとメモしてます。
その真面目な学習態度に、驚きを感じてます。
自分たちの子供の頃は、いい加減だったなぁ、みんな共通した感想です。
ガキ大将もいたけど、みんな友達だった。いじめも無かった。いい時代でした。
こんな事、みんなで話す機会がなかったし、話したことも無かった。
こんな嬉しいこと、今まで無かった、本当にありがとう。
学校からの宿題を課せられた子供たちのアンケートのヒヤリングで
懐かしい日々を甦らせたシニア世代の満足げな顔が微笑んでます。
どんな報告、発表会になるのだろう、楽しみです。
爽やかな異世代、地域交流の一時でした。
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