日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

ふるさと

2020-06-29 07:55:03 | シニアライフ

奥羽山脈の山裾奥深いところの故郷です。

生まれ在所は雄勝郡西成瀬村字狙半内。

その後市町村合併を重ねて、現在は横手市。

古の平安朝の羽後国雄勝郡は小野の小町の生誕の地です。

都の貴族小野家の荘園が、この地にあったのかも。

そして、「狙半内」は釣りキチ三平の故郷でもあります。

「狙半内」は「さるはんない」と読みます。

誰が名付けたのか、不思議な名称です。

専門家の解説では「アイヌ語」から置き換わったのではないかとか。

集落を流れる川が「狙半内川」

田圃に農薬が散布されることのない時代。

川にはカジカをはじめ多くの山魚が生息してりました。

老若問わず、釣り道楽の多い山村でした。

室生犀星の詩から

ふるさとは遠くにありて思うもの

そして悲しくうたうもの

よしや

うらぶれて異土の乞食となるとても

帰るところにあるまじや

この詩について、いろいろ解説されておりますが

詩は最初から最後まで全体を読み明かさなければならない

というルールはありません。

私は、この詩の最初の5行に愛着を持ち続け、故郷に思いを馳せて

古希半ばを暮らしております。

 


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