卒業シーズンを迎えました。。
女子学生の袴姿が巷に溢れます。
何時ものことながら、初々しい感じを抱かされてます。
人生の節目として、新たなスタート地点に
晴れ姿で臨む、その心境よく理解できます。
「若人よ!頑張れ!君のこれからの人生に幸あれ!「」
私だけでなく、多くの行き交う人々が応援していることでしょう。
ところで、「袴姿」の話題はちょこっと違います。
ある新聞の掲載記事を読んで知ったことです。
小学校の卒業式に女子児童が袴姿で出席するのが流行しているとの事。
結論から申し上げると、どこか違和感を感じます。
それにはいろいろな観点から議論が繰り返されているようです。
あっちの立場、こっちの立場、それぞれ合い入れない議論が並んでます。
どうして、そんな流行になってしまったの?
取り締まるべきところが,曖昧な対応をしてきた結果が、
この有様ではないのかなぁ、とも推察してます。
義務教育を司る教育委員会
「服装は最終的に保護者の判断。一律に規制することは難しい。」
親の気持ちは
「一生に一度、特別感を満喫したい。」
親自身も着飾りたい気持ちがエスカレートしてます。
「着られない子もいることにも配慮して!」と疑問視する意見もある。
自粛を求める自治体もあるようです。
小学生の卒業式の服装について、自治体の議会で議論しなければならないことなのか?
何とも情けない世の中です。
教育委員会そのものが、もうちょっとしっかりしていらば
こんなことには至ってないはずだ、と勝手に思う。
義務教育期間中なんですから、
親の見栄を助長させるようなことがあってな示しが尽きません。
各小学校レベルで自粛を求めるケースも珍しくないとの事。
あっちの学校は駄目で、こっちの学校はお構いなし。
あるところでは、護者にアンケートを実施し、対応を検討するとか。
両論に分かれてしまうアンケートって、なんの役にも立たないのでは?
この記事を深読みすればするほど、むなしさを感じる。
子育てを終え、悠々自適なシニアライフを楽しむ夫婦
時々孫たちとの交流があります。
まだまだ、卒業までには年月の積み重ねが必要です。
「まさか、卒業式には袴姿では出ないでしょうね?」
「おじいちゃん!何のおはなし?」
間違っても、孫たちとはそんな話題を持たないようにしなくては!
新聞掲載記事の読書感想です。
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