地元区役所の保険福祉センターの地域支援担当から
「地域づくりに関連した取り組みについての活動報告」を
頼まれました。
その地域支援担当が主催する
「健康づくり推進爛落会議・食育推進分科会」での報告です。
地域でいろいろ活動している諸団体のメンバーが参集しております。
ワールドカフェ方式での「今後の活動についての意見交換」があります。
その冒頭での基調報告になりそうです。
その会合を2日後に控えての、担当者との打ち合わせです。
所要時間10分間に折り込んだ活動報告の原稿を持参しました。
担当の保健士さんは、どんな報告内容になるのか、気掛かりです。
事前に連絡して、報告内容を検証してもらう段取りを付けました。
報告内容は、至ってシンプル。取溜もなく日々の出来事を羅列したものかもしれません。
担当の保健士さんに、原稿を手渡すだけだと思っていたら、
延々と1時間20分も話し込んでしまった。
私が自慢話をして、居座ったのではありません。
若い担当の保健士さんが、聞き上手で、報告者の活動経歴を
漏れなく把握に努めているのです。
地域包括ケアシステムの推進普及部署の責任者です。
役所のワークデスクだけでは掌握出来ないものが、私の報告原稿に秘められているようです。
世の中至る所が、縦割りの仕組みで構成されております。
横の繋がりが欠落しておる有様です。
誰もが横の絆を構築した地域交流を望んでおります。
如何すれはそれが出来るのか?
皆、難しそうで諦めているのが実情です。
そんな状況を踏まえて、直近の事例を紹介してあります。
それらは、一夕一朝にして出来上がったものではありません。
毎朝、欠かさずに公園でのラジオ体操に通い
毎日挨拶を交わす顔見知りを作り、仲間との交流する喜びを
皆が共有するようになった土台があったからこそ出来上がったものです。
細やかな感動でも、仲間と一緒に共有する事に生き甲斐が生まれます。
こらは、年寄りにならないと分からない事かもしれません。
まだ年寄りではないので、より年寄りの方に聞いた話になります。
どんな活動?
別段、特別な事はやってません。みんなが心に仕舞い込んでいる事を
ちょこっと実現しているだけです。
いろいろありますので、一つだけ紹介します。
夏休み期間中の子供たちの公園でのラジオ体操、その実施期間が
近年短縮傾向にあります。世話をするお母さん達も働いているからです。
でもね、同じ場所で朝の公演体操をしているのに、私達は私達って感じ。
子供会のラジオ体操実行委員の方々の姿勢です。
縦割りの構造です。
「引き続いて、一緒にやりませんか?」
「何か、遇ったらどうしてくれるんですか?」
リスク管理が先行したご意見が飛び交った時もありました。
あっけにとられて一年無駄に過ごしました。
今年の夏こそ、何とかしなくてはと、活き込んで、
子供会会長を通じて、子供会主催の公園体操の期間終了後、その父兄に自主的参加を促しました。
早朝の公演体操に10組の親子が自主的参加をしてくれました。
そして3人の女子児童が夏休み終了後、11月末まで参加が続きました。
そんな中からエピソードが生まれました。
女子児童が通う小学校の課外活動の宿題がありました。
「おじいさん・おばあさんの子供の頃の遊び」に関する聞き取り調査です。
その3人の女子児童が学友を誘って、早朝の公演体操に出向いて、
皆と一緒に体操を終えた後、聞き取り調査開始です。
喜んだのはおじいさん・おばあさんです。
70年前の懐かしい記憶が蘇ります。後は想像にお任せしますが、
大変微笑ましい孫の世代の子供たちとのコラボがありました。
まだまだ続きがありますが、・・・
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