日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

懐かしい、餅まき。

2018-02-04 10:56:11 | シニアライフ

ya昨日の節分の事です。

近所の馬絹神社の豆撒きに家内と一緒に、初参加しました。

地域では恒例行事で、賑わっております。

「節分の豆撒き」、炒り豆を撒かれるものと思ってました。

ところが、紅白のお餅が沢山撒かれたのです。

これには、びっくり!嬉しさも倍増です。

無我夢中で、福拾いをしました。

その成果品です。

これ、殆ど私の福拾いです。家内は、炒り豆3袋。でも貴重なご縁玉は家内の福拾いです。

紅白の福拾いのお餅、ちょうど末広がりの数です。

懐かしい、餅まきが蘇ります。

郷里での新築棟上げ式には、必ず餅まきが伴います。

村中の子供も大人も、皆楽しみにしている事の一つでした。

懐かしい思い出があります。

村の分校場が独立して、新校舎が建てられました。

その棟上げ式の餅まきの時のことです。

その頃、ガキ大将です。遊びと言ったら野山を駆け巡ること以外ない時代です。

山猿の子猿と変わりありません。

餅まき広場に、グランドで使用する石灰で、白い円を作り

幼い仲間の一人ひとりの陣地を作りました。

決して、他人の陣地には入らない事が鉄則です。

自分たち、高学年は大人と一緒に餅拾いです。

ガキ大将として、その陣地内に餅が撒かれるかどうか、不安があります。

餅まきの際の餅拾いには、決して上を見ない事、しゃがんで自分の陣地の地面を見つめている事。

そうしていると、その陣地内に福が舞い込んできます。

そんな事を、幼い仲間に説いて聞かせたことが、あったような記憶があります。

棟上げ式の高台から、先生や大工の棟梁の叔父さんが

思いっきり掴んお餅をそれらの陣地に投げ込んでくれました。

幼い子分たちには、一生の思い出になっているようです。

あの時の感動が忘れられずに、都会の同村会に参集した折、話題になります。

それは、60年前の出来事です。

馬絹神社の節分豆撒き会場に参集した人たち、皆総立ち。視線は遥か舞台上。

近くの子供たちに福拾いのコツを伝授。

60年前のガキ大将に立ち返った気持ちです。

半信半疑の顔がそこにあります。

でも素直に聞き入れた子ども達、沢山の福拾いが出来ました。

一つだけ、心残りがあります。

一緒に行った家内に、その秘伝を伝授しなかった事です。

紅白の福拾いのお餅、家内と一緒にじっくりと味わいたいと思います。

 

 

 

 


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