ウホウホにっき

大好きなガイドヘルプの仕事をするため城陽で起業し、40男の生き方を模索中。旅行とグルメが生き甲斐!

ニュースより

2007-09-06 09:28:23 | 政治・社会
テレビのニュースで、障害者施設での事故についてやっていた。

香川県の施設で、異食行為のある男性がビニール手袋10枚飲み込んでいたらしい。

世間一般では衝撃的な出来事のようだが、知的障害者福祉業界の人間からすると、そんなに驚くことではない
施設の管理不足もあったんやろう。

施設側の会見でも、「管理体制を見直す」と言っていた。
世間もそれで納得なんやろうけど、俺としては納得できない


被害者男性部屋の映像を見ると、被害者の使っているベッドの四方には高い柵があった。

「柵があることで、被害者は手袋をとれないはずだった」と施設側は言っていた。
この被害者は一日のうち何時間、柵の中にいるのだろう。

柵の中から何を見て生きていたのだろう。

異食行為障害特性から起こった行為なのか
生活環境からのストレスが原因で起こってはいないだろうか

手袋を食べることでしか、伝えることのできなかった被害者男性の訴え施設職員は感じることができたのだろうか。

問題行動の大半は二次的に作られる。
生活環境支援者との人間関係からのストレス

もし被害者男性の異食行為が、二次的に作られたものだったとしたら、施設側は備品の管理体制の見直しよりも、早急にすべきことがあるはずだと思う


施設は何を管理していくつもりなのだろうか。
利用者の行動だろうか
周囲の環境、支援者の対応だろうか

そして・・・
決してしてはならないことは
今以上にベッドの柵高くすること。