「私以外の先生は見れないんです!」と豪語して、利用者さんのケースを引き継いでくれた方にお会いしました。
地域の学童へ見学に行った話です。
「なぜ、他の先生では上手くいかないのですか?」と私が質問。
答えてくださりましたが、「弱気だから、腫れ物を触る感じで接しているから」などと説明を受けました。
なぜ、関わりが弱気なのか?ということを聞きたかったのですが、そんな質問はナンセンスな感じでした。
久々に散々な支援現場を目の前で見させていただきました。
新規利用希望者の方の様子を見るため、地域の学童クラブへ行きました。
重度の知的障害・自閉症の子どもの利用希望者さんです。
「支援に慣れている先生の時と、それ以外の先生の時とでは、様子が全く異なる」と事前に聞いていました。
「どちらの様子も見て欲しい」と聞き、見に行きました。
最初の一時間は不慣れな先生が2~3人がかりて対応され、確かに見るに堪えない光景でした。
適切な支援方法を知られないのだな、と感じました。
先生の指示は部屋に入ること、本人は運動場に出て遊びたい。
食い違いにより玄関口で押し問答・・・
先生方は三人で同時に声をかけていました。
「○○ちゃん、部屋に入って!」
「これはダメでしょ!」
「勉強しに行くよ!」
指示が多すぎる上に、内容もバラバラ・・・
情報が多すぎ、利用者さんは聞きません。
目の前の運動場しか見えていない感じ。
それでも、何とか部屋へ連れて行く先生方。
部屋に入り、自立課題を始めましたが・・・
課題の材料で遊び始める利用者さん。
テーブルには2~3個の課題が置かれています。
先生方は課題のやり方を知りません。
どれがどれか分からずに、とりあえず目の前に出しているだけ・・・
「○○ちゃん、いつもやってるでしょ!」とか声をかけていますが、利用者さんは聞きもしません。
「よく我慢できるなぁ、利用者さんは」と、訳のわからない状況に置かれながら不安定になることなく過ごしている利用者さんに感心しました。
そうこうしていると、対応に慣れた先生が登場!
不慣れな先生方は解放された感じで退散されました。
特に様子の引き継ぎもなく・・・
そして、慣れた先生は得意気に一言。
「全然、ダメだったでしょ」
「こんな準備もできていない状況で課題なんか出来ないよね」と利用者さんに話しかけて、自立課題をやり直されました。
その後、外に出て遊び、おやつを食べて、安定した過ごしを見せてくれました。
最初の先生方とは、えらい違いでした。
慣れた先生は、私達に利用者さんの様子を教えてくれまして。
「何でも聞いて下さい」という感じで。
確かに、よく知っておられましたし、対応も悪くはありませんでした。
だからこそ、強く感じたのは・・・
「なぜ慣れた先生は、対応に不慣れな先生方へアドバイスをしないのか?」
慣れた先生が休みの日は、利用者さんの様子は顕著に不安定だそうです。
だったら、なぜ、対応方法を共有しないのか?
一番、辛い思いをしているのは誰なのか??
利用者さん本人でしょう。
不慣れな先生方も辛い思いをしているのだと思います。
どうやって関われば良いのか教えてもらえず、頑張って関わるけど上手くいかず、弱気になり、避けるようになり、結果として更に関わりが悪くなる。
これって、不慣れな先生方だけの問題でしょうか?
学童クラブは障がい者支援の専門ではありませんが、障がいがある子どもも利用します。
加配の先生が付いて対応します。
加配の先生は自分が対応するだけではなく、他の先生へ対応方法を教える事はしないのでしょうか?
すごく残念な支援現場を見てしまいました。
不慣れな先生方よりも、慣れた先生に対してガッカリしました。
「私だけが見れる」という支援は独りよがりです。
チームで支援内容を共有できることが、支援機関の力となり、利用者さんの安心に繋がるのだと思います。
私自身も気をつけなくてはいけないと気付かされましたので、良い経験になりました。
地域の学童へ見学に行った話です。
「なぜ、他の先生では上手くいかないのですか?」と私が質問。
答えてくださりましたが、「弱気だから、腫れ物を触る感じで接しているから」などと説明を受けました。
なぜ、関わりが弱気なのか?ということを聞きたかったのですが、そんな質問はナンセンスな感じでした。
久々に散々な支援現場を目の前で見させていただきました。
新規利用希望者の方の様子を見るため、地域の学童クラブへ行きました。
重度の知的障害・自閉症の子どもの利用希望者さんです。
「支援に慣れている先生の時と、それ以外の先生の時とでは、様子が全く異なる」と事前に聞いていました。
「どちらの様子も見て欲しい」と聞き、見に行きました。
最初の一時間は不慣れな先生が2~3人がかりて対応され、確かに見るに堪えない光景でした。
適切な支援方法を知られないのだな、と感じました。
先生の指示は部屋に入ること、本人は運動場に出て遊びたい。
食い違いにより玄関口で押し問答・・・
先生方は三人で同時に声をかけていました。
「○○ちゃん、部屋に入って!」
「これはダメでしょ!」
「勉強しに行くよ!」
指示が多すぎる上に、内容もバラバラ・・・
情報が多すぎ、利用者さんは聞きません。
目の前の運動場しか見えていない感じ。
それでも、何とか部屋へ連れて行く先生方。
部屋に入り、自立課題を始めましたが・・・
課題の材料で遊び始める利用者さん。
テーブルには2~3個の課題が置かれています。
先生方は課題のやり方を知りません。
どれがどれか分からずに、とりあえず目の前に出しているだけ・・・
「○○ちゃん、いつもやってるでしょ!」とか声をかけていますが、利用者さんは聞きもしません。
「よく我慢できるなぁ、利用者さんは」と、訳のわからない状況に置かれながら不安定になることなく過ごしている利用者さんに感心しました。
そうこうしていると、対応に慣れた先生が登場!
不慣れな先生方は解放された感じで退散されました。
特に様子の引き継ぎもなく・・・
そして、慣れた先生は得意気に一言。
「全然、ダメだったでしょ」
「こんな準備もできていない状況で課題なんか出来ないよね」と利用者さんに話しかけて、自立課題をやり直されました。
その後、外に出て遊び、おやつを食べて、安定した過ごしを見せてくれました。
最初の先生方とは、えらい違いでした。
慣れた先生は、私達に利用者さんの様子を教えてくれまして。
「何でも聞いて下さい」という感じで。
確かに、よく知っておられましたし、対応も悪くはありませんでした。
だからこそ、強く感じたのは・・・
「なぜ慣れた先生は、対応に不慣れな先生方へアドバイスをしないのか?」
慣れた先生が休みの日は、利用者さんの様子は顕著に不安定だそうです。
だったら、なぜ、対応方法を共有しないのか?
一番、辛い思いをしているのは誰なのか??
利用者さん本人でしょう。
不慣れな先生方も辛い思いをしているのだと思います。
どうやって関われば良いのか教えてもらえず、頑張って関わるけど上手くいかず、弱気になり、避けるようになり、結果として更に関わりが悪くなる。
これって、不慣れな先生方だけの問題でしょうか?
学童クラブは障がい者支援の専門ではありませんが、障がいがある子どもも利用します。
加配の先生が付いて対応します。
加配の先生は自分が対応するだけではなく、他の先生へ対応方法を教える事はしないのでしょうか?
すごく残念な支援現場を見てしまいました。
不慣れな先生方よりも、慣れた先生に対してガッカリしました。
「私だけが見れる」という支援は独りよがりです。
チームで支援内容を共有できることが、支援機関の力となり、利用者さんの安心に繋がるのだと思います。
私自身も気をつけなくてはいけないと気付かされましたので、良い経験になりました。