お久しぶりです。
樹皮の感じがたまりませんね↓
裸子植物にも精子があることが発見されたソテツ
同じくイチョウ
ニュートンのリンゴ
メンデルのブドウ
どれも美しい〜
・水キムチの冷汁風
なんと1ヶ月以上もブログを休止してしまいました。
一度途切れると、なかなか取りかかれなくなるのが悪い癖。軌道に乗るまではまた間があくかもしれませんが、ご容赦ください(^^;;
ちなみ、ブログ主はいたって元気に遊び歩いています。
というわけで、昨日は牧野富太郎先生ゆかりの地「小石川植物園」へ行ってきました。
正式名称は「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」。帝国大学理科大学の助手となった牧野先生が35歳から一部屋を使用していた場所。
赤丸のついた12番の部屋が牧野先生の研究室。通常助手が一部屋を使用するということは少ないそうですが、本や標本を所構わず広げてしまうため、部屋に閉じ込めておくという意図があったとか、なかったとか…。
残念ながらその建物は戦時下で焼失。今は残っていません。
しかし同時期に戦火を受けたヒマラヤスギは今なお園内で高くそびえていました。
強靭な生命力。
小石川植物園の植物たちは過度な剪定をしていないため、みな大きく逞しく枝を広げているので見応えがありました。
トキワマンサクがこんなに大きくなるなんて!!!
↓
大きく張り出した枝が垂れ、木の周りをカーテンのように覆っていました。
こちらはタラヨウ。
タラヨウは雌雄異花部の樹木ですが、どちらの木も数本ずつ、並木のように植っていました。しかもこの大きさなのですごい迫力。
シマサルスベリの並木も見事!!
樹皮の感じがたまりませんね↓
マルバチシャノキの樹皮も竜の鱗のようでした(竜を見たことはないですが)。
枝が倒れ、それでも長い年月を生きてきたハナキササゲ。
これで生きているんだから、その生命力に圧倒されます。
この木があるあたりは日本庭園になっています。
池のの向こうに見えるのは、本郷から移築してきた「旧東京医学校本館」。現存する東大の学校教育用建物最古のものとのこと。残念ながら耐震性の関係で内部の見学は不可ですが、絵になる建物です。
↑こちらが本館。
現役の東大理学研究科の研究棟のためこちらも見学は不可。植物分類学、系統学、生理学の研究が行われているとのこと。このモダンな建物は有名な安田講堂と同じ建築家が設計したとのこと。中央にあるガラス張りの螺旋階段、中を見てみたいなぁ。
なんとも見どころたっぷりな植物園なわけですが、研究施設というだけあり、貴重な植物もたくさん植えられています。
裸子植物にも精子があることが発見されたソテツ
同じくイチョウ
ニュートンのリンゴ
メンデルのブドウ
温室内にも取り寄せられた植物が多数。
いわゆる植物園の温室とは様相の異なる研究用の温室。
そして何より今話題の「らんまん」に合わせて行われているミニ企画展。「牧野富太郎と小石川植物園」
こちらの柴田記念館で開催中。
ミニ企画展では園が所蔵している牧野富太郎関連資料の展示や、牧野博士と共に日本の植物学の黎明期を創り上げた研究者らの功績が紹介されています。
ありましたよ。
ムジナモ!!
どれも美しい〜
観察コーナーでは、ヤマトグサの雄花をルーペで観察することができます。
こんな小さなものを細部まで観察して緻密に描き上げる観察眼と筆捌き。まさに神の領域!!!
暑さに負けず、足を運んで良かったです。
【今朝のおうちごはん】
・水キムチの冷汁風
・サツマイモ
今日もいい日になりますように!