アメリカのスタートアップ企業 SolePowerは、
歩行するだけで発電するインソール『SolePower』を開発しました。
発電装置付きのインソール(中敷き)と
靴ひもに取り付けるモバイルバッテリーで構成され、
価格はインソールとバッテリーが
それぞれセットになって199ドル(約2万4600円)。
同社のWebサイトによると、現在キャンセル待ちの状態としています。
SolePowerは、2013年にクラウドファンディングサービス
Kickstarterにて製品化のために出資を募り、
6万ドル以上の調達に成功した製品です。
インソールのかかと部分に発電装置を内蔵し、
歩く際にかかとで地面を踏むことで発電します。
発生した電気はケーブルでつながった
モバイルバッテリーに充電されるという仕組みです。
-Engadget 日本版-
発電の効率はどのくらいなのだろう?
私が一番に気になったのはそこだ。
バッテリーにどのくらい貯めることができ、
どのくらい使えるのか?
遊びのおもちゃ程度ならあまり意味がない。
つまり、本当に実用に耐えるものなのかによって
普及の度合いが変わってくる。
この製品を知り、一番先に連想したのは東日本大震災。
当時私は北海道に居たため、
何の影響もなかったが、弟が千葉に住み、
東京の会社に勤めていた。
帰宅困難に陥り、5時間かけ歩いて帰宅した。
そんな時、もし家が停電していたらどうなっていた?
私の頭で連想したのはそんな災害時の活用だが、
他にも観光旅行時や、キャンプなどのアウトドア。
多分スマホの充電用くらいにしか使えないだろうが、
それだけでも大きな力を発揮する。
日本の国内ならその程度の需要にとどまるが、
発展途上国になってくると様子が違ってくる。
電気の供給が不足する国や地域。
貧しさ故の、電気のない生活を余儀なくされる人たち。
以前テレビでソーラー発電による売電で
発展途上国に住む人々の生活を
一変させる取り組みが紹介されていた。
明りの全くない生活。
夜に光が灯る暮らしは、
日本に住む私たちには想像を絶する環境と云える。
さすがに『SolePower』で
夜間の点灯の需要までは満たせないと思うが、
途上国にも普及しつつあるスマホの充電には
かなりの威力を発揮するだろう。
社会のインフラの整備が遅れた地域ほど
スマホの威力は発揮される。
私たちが思いもよらない発想で
大きな貢献を果たす可能性があるのだ。
でもネックになっていたのが充電。
その問題を『SolePower』が解決してくれるなら、
情報の共有による文化の発展に、大きく寄与するだろう。
もしシリア難民に『SolePower』が普及していたら
ヨーロッパへの旅にも役立ったはず。
そう考えてみたら、需要はかなりある。
考えたのが日本人でないのが残念だが、
多くの人たちの役に立って欲しい製品である。
ガラケーにこだわり、スマホを持たないオヤジが一句。
歩くのが 苦手な人も 履いてみる
お粗末。
歩行するだけで発電するインソール『SolePower』を開発しました。
発電装置付きのインソール(中敷き)と
靴ひもに取り付けるモバイルバッテリーで構成され、
価格はインソールとバッテリーが
それぞれセットになって199ドル(約2万4600円)。
同社のWebサイトによると、現在キャンセル待ちの状態としています。
SolePowerは、2013年にクラウドファンディングサービス
Kickstarterにて製品化のために出資を募り、
6万ドル以上の調達に成功した製品です。
インソールのかかと部分に発電装置を内蔵し、
歩く際にかかとで地面を踏むことで発電します。
発生した電気はケーブルでつながった
モバイルバッテリーに充電されるという仕組みです。
-Engadget 日本版-
発電の効率はどのくらいなのだろう?
私が一番に気になったのはそこだ。
バッテリーにどのくらい貯めることができ、
どのくらい使えるのか?
遊びのおもちゃ程度ならあまり意味がない。
つまり、本当に実用に耐えるものなのかによって
普及の度合いが変わってくる。
この製品を知り、一番先に連想したのは東日本大震災。
当時私は北海道に居たため、
何の影響もなかったが、弟が千葉に住み、
東京の会社に勤めていた。
帰宅困難に陥り、5時間かけ歩いて帰宅した。
そんな時、もし家が停電していたらどうなっていた?
私の頭で連想したのはそんな災害時の活用だが、
他にも観光旅行時や、キャンプなどのアウトドア。
多分スマホの充電用くらいにしか使えないだろうが、
それだけでも大きな力を発揮する。
日本の国内ならその程度の需要にとどまるが、
発展途上国になってくると様子が違ってくる。
電気の供給が不足する国や地域。
貧しさ故の、電気のない生活を余儀なくされる人たち。
以前テレビでソーラー発電による売電で
発展途上国に住む人々の生活を
一変させる取り組みが紹介されていた。
明りの全くない生活。
夜に光が灯る暮らしは、
日本に住む私たちには想像を絶する環境と云える。
さすがに『SolePower』で
夜間の点灯の需要までは満たせないと思うが、
途上国にも普及しつつあるスマホの充電には
かなりの威力を発揮するだろう。
社会のインフラの整備が遅れた地域ほど
スマホの威力は発揮される。
私たちが思いもよらない発想で
大きな貢献を果たす可能性があるのだ。
でもネックになっていたのが充電。
その問題を『SolePower』が解決してくれるなら、
情報の共有による文化の発展に、大きく寄与するだろう。
もしシリア難民に『SolePower』が普及していたら
ヨーロッパへの旅にも役立ったはず。
そう考えてみたら、需要はかなりある。
考えたのが日本人でないのが残念だが、
多くの人たちの役に立って欲しい製品である。
ガラケーにこだわり、スマホを持たないオヤジが一句。
歩くのが 苦手な人も 履いてみる
お粗末。