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アタッカーにブロックが見えない状況の時「ブロック4枚行け~」と声を掛ける
やろうと思えばすぐにできる簡単なプレーです。
バレーボールの戦術としてはかなり気に入ってるのですが、練習は必要ありません。
巻頭の図のようにですね、左の赤いシャツの選手が二段トスを上げるんですね。
トスは●→●→●と来て
アタッカーは後方から上がってくるトスを見ながらジャンプしてスパイクします。
この時、当方のブロッカーはチャンスボールのレシーブ隊形にフォーメーション切り替えます。
つまり、黄色のシャツの位置から黒シャツの位置へと下がっていくわけです。
ここで、相手アタッカーに「ブロック4枚行け~」とか「ブロック3枚、ブロック3枚」とか大声で呼び掛けるんですね。
あたかも味方選手にブロックに行けというように指示しているようにも聞こえますが、ブロックには跳びません。ただ、声を出すだけなんです。
声は相手アタッカーが正にボールを見てジャンプしている時で、上記図で行くと、アタッカーが黒からオレンジ、青シャツに至るまでの間ですかね。
アタッカーの心理と効果
アタッカーの心理として、一瞬シャットアウトだけは避けたいという思いが頭をよぎります。すると、アタッカーはスパイクの瞬間にちょっとひねるとか、ゆっくり打つとか、打点を下げず足長に打つとか、ブロックを意識しますね。
このちょっとした集中力を欠く行動が、スパイクに微妙な影響与えて、ネットに掛けたり、アウトにしたりといった状況を引き起こすのです。
チームによっては、ブロックのカバーに行く選手が味方のアタッカーに「ブロックなし」「ブロック2枚」などと声を掛けて教えているところもありました。
アタッカーとしては、ブロックの状況は気になるわけなんですね。
それなら、逆に悪い状況を意識させてミスを誘うか、ゆっくり打ってもらおうっていう裏ワザですね。
この裏ワザが使える場面
下図のとおり、バック方面から二段トスが上がってくるときで、そのトスがネットから2~3m離れている時が有効です。
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上の図で説明しますと、●の位置から二段トスが来ると思った時、アタッカーは●に開きますよね。
これは若干トスが乱れても●から●の間であればなんとかスパイクできるという準備になります。
この状況で、実際に●の位置にトスが上がれば、アタッカーはネットに平行に走り込みながらでないとスパイクを打てません。
ブロックは見えにくい状況にあるのですね。
そこで右側コートの選手は●→●への移動をしながら「ブロック4枚いけ~」の声掛けをすることが効くのです。
油断していてブロックに行けないときも、この声を掛けておくとミスしたり、ゆっくりのボールを返球したりといった状況になることが十分期待できます。
同様に下図のとおり、逆サイドから上がってくる二段トスについても、●→●への移動をしながら「ブロック3枚いけ~」の声掛けをすることでアタッカーのミスを誘うことができるのです。
9人制に不慣れな若い選手、ブロックと五分五分の勝負をしている選手、イライラしている選手には効きます。特に、勝負どころのミスしてはいけないところで、よく効きます。
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