はじめに
KINAKOさんからの情報によると、下図のとおり、緑シャツのバックプレーヤーはバックラインで強打に備え、中衛センター(黒シャツ)はブロックの後ろでワンタッチやフェイントをレシーブするのと、2段トスを上げるプレーをするということでした。
で、その場合○→●で示したような当たりそこないの魔球がコートの真ん中に落ちるとき、チームの誰も拾えないということです。
緑シャツのバックプレーヤーは強打に備えて踏ん張っているし、黒シャツの中衛センターは、オープントスとともにスーッとブロックの後ろに入って、フェイントに備えるからスパイクの当たりそこないにまったく対応できないのだろうということですね。
そこで、このような場合の対策を考えようというものです。
レシーブ範囲を広げるための技を習得する
要は、この話は、レシーブ範囲を広げようというお話です。
従来のアンダーのレシーブだけでは補えない状況に至っているのですから、アンダー以外で対応するプレーを身につけていただくのがよいのです。
修得していただきたいのは、オーバーカットと床に手を敷いてボールをつなぐというプレーです。
この二つを習得すると、レシーブ範囲が一気に広がります。
下図を見て下さい。
黒シャツの中衛センターの選手はオーバーで魔球に対応できる位置でレシーブポジションを張り、そこからワンタッチやフェイントのボールも拾いに行くというプレーを行うのです。
KINAKOさんは、元々バックの選手ということは動きも俊敏、コースに入ってカットもでき、比較的速いボールにも強いはずだと思うのです。
そこで、オーバーカットを習得していただき、アタッカーがスパイクを打つ瞬間には従来より、ほんの少し後ろでポジションを取り、魔球が来た場合はオーバーで処理します。
フェイントがなされたら、図のとおり、腕を床に敷いてボールをバウンドさせ、これをブロッカーにトスアップしてもらいます。
ワンタッチのボールはフェイントよりちょっと上に上がりますから、飛び込んでアンダーでトスアップします。
以上のプレーを行うために、従来のアンダーでのレシーブのほかにオーバーカットと、手の平を床に敷き手の甲にボールをバウンドさせてボールをつなぐプレーを習得していただきたいのです。
このプレー、もちろんバックの選手にも修得してもらうことでチームの守備範囲は一気に広がります。
本日ここまでです。
明日は、ポジションの取り方についてお話します。
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私は、オーバーカットが苦手で、どうしても、アンダーレシーブでカットすることが多く、サーブカットは下がりぎみでカット、フェイント、ワンタッチには、前の方に突っ込み、両極端な動きなのかもしれませんね。
両サイドの選手は上手いので、私に動きをあわしてくれている状態なんだと思います。
今の動きと守備範囲では、限界がくるでしょうね。
今回の新しいポジションのフォーメーションでは、下位ブロックですが、先週、良い成績を残せたので、しばらくは、私は中センターになるようです。(いっぱいフォローしてもらいました(汗)) 練習中、コーチにも前にあがりすぎるなとよく言われています。
やはり、オーバーカットは 中センターは必須…なのですね。(涙)
よろしくお願いいたします。
順を追って練習すれば、必ず克服できます。
中衛センターは、チームの中心。自由に守って他のメンバーがそれに合わせてフォローしていく感じでいいのだと思います。
チームメートやコーチの期待に応えられるよう、まず、姿勢を示してチームの士気を上げるというだけでも十分中衛センターの役割を果たしていると思うのです。
頑張ってください。
また、オーバーカットも当たりそこないの魔球に対応できればよいということになれば、強打をレシーブするというより比較的簡単かもしれません。強打を捨て当たりそこないにだけ的絞ってオーバーでカットするようにしたら、結構行けるのではないでしょうか?
とは言え、練習は大変は大変だと思うのですが・・・
バンバン強打を打ってくるチームもいますが、魔球もあったり、なかなか拾いにくかったりします。
少しづつ、オーバーカットできるように、意識していかないとだめですね。
ブロックワンチをカットする位置取りとは
また違うのでしょうか?
ただ、イレギュラーになって来る場合もありますので、一応赤シャツ位置でポジションを取り、そこからワンタッチしたボールを見てそれを追いかけトスアップにつなげるということになりますね。
安定感のあるエースアタッカーが自分たちのチームにいる場合は、ブロックも敢えてワンタッチで自分たちのチームにボールをもらい、二段トスで切り返すという戦術もあります。