ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

相談者の打点なら十分にいける、ブロック越えスパイク(その1・・・スパイクを再現)

2014年08月14日 07時56分49秒 | アタック練習

はじめに
打点が高いから災いするみたいな話もいたしましたけどね、そうは言っても、打点が高けりゃどうにでもできます。低くすることだってできますしね。
ここで、もう一度、相談者のスパイクについて再現してみます。

ワンタッチでリベロに追いつかれるスパイク
赤シャツがmadaoさんですね。
打点3m10くらいでスパイクするわけです。
対する黒シャツのブロッカーはこれを止めに行きます。

さて、ここで、ワンタッチで出そうとしてもリベロに追いつかれるスパイクとはどんなもんだろうと想像するわけですね。
ビデオでも撮ってみると良く分かると思うのですが、ワンタッチでリベロが追いつくスパイクというのはおそらく下図の
     ○→
のようなスパイクだとおもうのですね。その時の位置はブロッカーの手の平の上半分に当たっているのです。

理由はですね、手の平でも真ん中より下、あるいは手首から肘にかけての腕の部分、要するに下腕部ですけど、ここにボールが当たるということになれば、そのスパイクは
     ○→→●
となって、いわゆるシャットアウトになるか
     ○→  
のようにブロックをこじ開けてブロッカーの後ろのほうに落ちたり、吸い込み状態になってしまうわけです。
リベロが拾える状態にまでワンタッチのボールが上がるということは、ブロッカーの手の平の上部に当たっていると思うのです。

このスパイクはかなり使えると思います。
このスパイクを利用してブロック越えに挑戦します。
一工夫加えるのですが、その話を次の記事でいたします。



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2 コメント

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連日ありがとうございます。 (madao)
2014-08-14 20:03:02
磯野様

madaoです。連日ご丁寧なご解説ありがとうございます。

今回ご指摘して頂いたように、ブロック上部にあてコート外にはじき出したりもしています。しかし、大会の一次予選位では通用しますが、二次予選に上がると大抵守備範囲の広いリベロのチャンスボールになってしまいます。
もっと届かない所まで飛ばすために指先をかすめ大きく後ろにそらすスパイクもやっていましたが、ワンチをあまりとらない審判に当たり大失点で終わった試合もありました。

そのため、試合で見かけたコートの隙間に吸い込まれるような弾道を習得することで新しい武器になると思いました。実際にどう打っているのか聞いたりもしたのですが、基本的に感覚で理屈ではなく、凡人の自分には再現することが難しかったです。また、その方が九人制のバレーと掛け持ちでやっているため、コートに収める感覚やコートの使い方が六人制しか経験の無い自分と違うのかもしれません。

そのためワンタッチを利用したブロック超えの技術また習得するための練習方法などもご教示いただけると幸いです。

また、今まで頭の中でバレーボールを考えoutputはプレーだけでしか行っておりませんでした。
そのため、恥ずかしながら実践レポートをどのように作ればいいのか分からず、練習方法を教えて頂けた後、どのような形式でレポートを作りお見せすればいいか悩んでおります。

教えて頂いてばかりで申し訳ありませんが、練習方法と同時にレポートの作成方法を教えて頂けると幸いです。

お願いごとばかりで誠に申し訳ありませんが何卒よろしくお願い致します。
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madaoさんへ (磯野)
2014-08-14 22:58:17
お疲れ様です。コメントありがとうございます。理屈を理解した上で、練習に取り組み技を習得して試合で結果を出していただきたいです。
この後、練習方法および練習のポイントなども紹介していきますので、それを基準にしてmadaoさん用に若干の修正も加えながら、練習を進めていく必要があると思います。
理屈を理解した後は、それをもとに体が勝手に動くようなレベルまで反復して練習していくことで、必ず課題は克服できるものと思います。ぜひ頑張ってください。練習途中で、不都合なところが送ってきた場合にはそれをコメントで教えていただければ、私の方で図面を作成して状況を確認し、そこからまた修正案を考えると言うような段取りで対応していこうと思っています。
そういうことが、他のバレーボールの為にも参考となると思うのです。
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