Ａクイックを打つ（その１０・・・・ボールキャッチの位置も微妙に工夫する）

はじめに
Ａクイックを打ちたいということで、現在、一歩助走からボールをキャッチする練習をお勧めしているところですが、このボールキャッチもただやるだけでは意味がありません。
むしろ妙な癖がついたりもしかねません。
セッターとの距離、一歩助走開始やジャンプのタイミングこういうところをピシッと意識して練習に取り組むことが大事です。
本日は、ボールキャッチに関し、こだわっていただきたい事項についてお話します。

ボールをやや右肩よりの場所でキャッチする
最初のうちから、何もかも要求するとこんがらかってしまいますから、一点ずつ確実に抑え、
そのことができたら、次の段階へと進むように練習してほしいのですが、一歩助走やセッターとの距離、ジャンプのタイミングが概ね良好ということになったら、今度はボールキャッチする際のボールの位置にこだわりを見せていただきたいのです。
下図を見て下さい。
ボールキャッチ時のボールの位置を体のどこにするかということで二人の選手で表示しました。

最初のうちはボールをキャッチする時、黄色シャツのような状態でキャッチします。
これに慣れてきたら、今度は赤シャツ状態で、つまり、体のやや右寄りでボールをキャッチしてほしいのです。
体の真っ正面より、ボール一個分くらい右肩よりにした位置ですね。
これを習得していただきたいのです。

理由は分かりますよね・・・。Ａクイックのスパイクの時、ボールを体の真っ正面に置くようにジャンプするより、体のやや右側に置くようなジャンプをしたほうが手のミートがよくなるからです。

本日ここまでです。

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