魔球をレシーブする（その７・・・タイミング合わせて、ゆっくり入ってボールをつなぐ）

ふ下図を見て下さい。
図１の場合は緑シャツのとおり、ボールの下に潜り込むようにしてアンダーで●の高さでボールを処理します。

しかし、今回話題にしている魔球のレシーブのために、図２のとおり従来より少し後ろで、魔球に備えたレシーブポジションを取った後、フェイントを拾いに突っ込んでいく場合、当然ボールは●より少し低い位置の●の位置で捕らえることになりかねません。

しかし、この位置関係でレシーブしてもボールが上に上がりませんよね。
そこで、考えるのです。
この場合、もうワンテンポ遅くタイミングをずらしてボールの下に行くこととし、下図３のとおりタイミングを合わせてボールと床の間に手の平を差し入れ、床の堅さを利用して手の甲に当たったボールをバウンドさせてボールをつなぐのです。

●の位置でレシーブするより、ワンテンポ遅く、●の位置にタイミング合わせて手を持って行ったほうがうまくボールをつなぐことができるのです。

この種のレシーブでは、慌てて早く飛び込めばいいというものではなく、ちょうどいいタイミングで入ることが大事なんです。
なれてくると、ボールをみた瞬間、このボールはどこで処理するのがいいというのが見えて来るようになり、最初から、●でレシーブすることを狙って、タイミング図って飛びこめるようになります。男子の場合、これをフライイングレシーブでやる場合が結構あります。

このレシーブによって、周りの選手も時間を稼ぐことができ、対応がしやすいのです。
本日ここまでです。

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