ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

中衛センター養成プロジェクト(その17・・・スルーするボールの見極め)

2011年10月27日 07時12分07秒 | レシーバーのプレー

はじめに
いいスパイクを打ちたい、レシーブされないスパイクを打ちたいという攻撃陣に対してレシーブ陣としては、体をぶつけてでもこれをレシーブしようということになります。そのために上達していただきたいのがオーバーカットですね。
今日は、中衛センターがスルーするボールについてどのように考えるかについてお話させていただきます。

レシーブ直前は重心を落としていくか止めるというのが基本
トスが上がったらそのトスに合わせて大まかなポジション取りをします。
そして、昨日の記事では縦位置の合わせ方についてお話しました。

つまり中衛センターは下図のような位置にボールが見える位置に移動せよということを説明しました。
アタッカーがヒットする瞬間のボールがネットの上に乗った状態です。

するとその時の中衛センターの位置はちょうど下図の緑シャツの位置となりますね。

図面の見かけと表示した緑のライン上に、スパイクする瞬間のボールが見えていて、その場合は緑のラインで実際と表示した箇所に一番厳しいボールが飛んでくる可能性があります。
これが、この厳しいスパイクを、の場所でほぼアンダーレシーブできる可能性の高い守備位置なのです。

また、緑シャツの選手の額の前に●のボールを表示していますが、このボールは下げつつあった重心を止めた状態でオーバーカットできるボールとなります。

後衛に任せるボール
緑シャツの選手の頭の少し上にで示したボールがあります
中衛センターは、このボールには手を出さず、バックに任せることにします。

のボールは計算上は0秒5弱で床に落ちるボールですが、バックの選手もオーバーカットができるというのであれば、赤シャツの位置にポジションとって、アンダーでレシーブします。
で、赤シャツの選手は、このポジション取りした上で、エンドラインぎりぎりに飛んで来るのボールについてはオーバーカットでレシーブします。

そしてこのよりほんの少し高いボール、例えばあとボール1個分くらい高いコースにボールが飛んで来たとしますね。
その場合、この赤シャツの選手もこの高いボールについては見送るのです。
すると、このボールはアウトになってくれます。

この意識を約束事としておき、守備練習していきます。

時間の都合で本日ここまでです。
次の記事に続きます。


 

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