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はじめに
私は、本来、ボールを使った練習の中で、筋力のアップを図るのが理想だと考えます。それぞれのプレーに必要な個所が、必要な割合で鍛えられていくと思いますからですね。
しかし、現実には、週1~2回しか練習しないようなママさんバレーボールのチームにボールを使った練習だけで筋力アップを図り、レベルを上げていくというのは難しい面があります。
どうしても、自分の筋力で賄える分だけしかプレーしない感じになり、結局、伸びはするでしょうけど、なかなかその伸び率は低いレベルのままです。格上のチームに追いつこうと言うのなら、やはり、ちょっと違った努力も必要になります。
そこで、ママさんチームであっても、プレーを伸ばすために、あるいは新しい練習に取り組む段階での怪我防止のために、筋トレはやりましょう、と推奨するのです。
初めて筋トレに取り組む人には、その効果を理解させることにしています。
こんにゃくと鉄の塊のオーバーパスの差
見出しの図は、ちょっと、特徴がうまく出せなかったんですが、左がこんにゃく、右が鉄の塊のつもりなんです。
で、それぞれ自分に跳んで来るボールをオーバーパスで返球しようとしているところですね。
で、下図を見て下さい。
こんにゃくも、鉄の塊も、10の力でボールを弾き返そうとします。
しかし、こんにゃくの場合、腕や指の力があっても、体幹が弱いため跳んできたボールのエネルギーに押されて、体が後方に3の力で押されてしまいます。
その結果、ボールを弾き返す力は7しかない、ということになります。
一方、鉄の塊もパスの時点で、ボールのエネルギーは受けますが、ほとんど影響を受けません。がっちり、硬い体格になっていますからね。こういう状態だと、10の力で押した場合、ボールには10の力が伝わります。
パスがこんにゃくよりも飛びますね。
正確なプレーを確保する
下図を見て下さい。今度は移動して、パスをしようとしていますが、急ぎボールの下に移動して、踏みとどまった瞬間、こんにゃく状態では、体全体が慣性の法則に従って、直前まで動いていた方向に、ゆらり・・とブレてしまいますでしょ。同様に動こうとする場合も体がそれまで立っていた位置に残ろうとして、鈍い動きになってしまいます。
鉄の塊状態の体なら、思ったとおりに体をコントロールできるのですね。激しい一瞬の動きの中で、繊細なプレーを正確に行うには、体幹を中心とした筋力アップは欠かせないのです。
終わりに
中学生には、こんにゃくと鉄の塊を床において、その上にゴムのボール(私たちビックリボールって言ってますけど・・あの、ピョコーンとおおきく弾むボールですね。)を落としてみたらどっちがよく跳ねると思うか?
で、その理由は何でか?
って、疑問をぶつけます。なるほどってなって、筋トレにも取り組むようになります。
ただ、中学生の場合は、バーベルを持つようなトレーニングはあまりさせず、自分の体の負荷だけで、腹筋、背筋、スクワット、指立て伏せ、ゴム飛びなどをやらせていたのですが、それでも、3ヶ月くらいで見違えるような動きになっていきます。
で、その中で鹿児島のママさんチームに取り入れたのが腕立てパスだったというわけなのです。
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腕立て伏せも、もちろん取り入れてます!!
10回ずつわけないと、腕がプルプルですが。。笑
寒くなる季節ですし、怪我防止にもなって、長くバレーをしたいママさんは、本当に大事だと思います!!
後は、チューブゴム3Mを半分にわけ、肩を中から強化していく!という感じです。
他に、これ!ママさんにもってこい!!
ていう、おすすめ筋トレお願いします!
チーム結成後1年くらいで、せれママさんも学生時代の経験はあるけど、ママさん始めて3~4カ月ということでしたね。
指導者がいい雰囲気を持ってるんでしょうね。雰囲気大事にして、テンション上げて頑張ってください。
練習方法も少しずつアップしていきますので、興味のあるのを取り入れて楽しんでいただくと嬉しいです。
いつもコメントありがとうございます。