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負けてたまるか!
松平康隆監督率いる全日本男子がミュンヘンオリンピックで優勝した時、「負けてたまるか!」を合言葉に、12人の若者が心を一つにして、世界に立ち向かったのです。
この言葉の真意は、相手に勝つというのではなく、「自分に勝つ」。ここにその真意があるのですね。
それぞれの選手にそれぞれの苦境が立ちはだかりますが、それぞれが克服しながら、その中でチームがまとまって行きました。
そのドラマをアニメにしたのも松平監督の発案。動画がありますね~。アップしたので見て下さいね。準決勝のブルガリア戦第5セット目11点で追いつくところが出てきます。勝った瞬間、コートにこけたまま喜んでいる嶋岡選手が印象的でした。
選手のプロフィールに関する私の記憶
実業団リーグ落ちした八幡製鉄所を日本リーグに返り咲かせた実績を買われて、キャプテンとなった中村選手、
結核を患い、1年間も選手生活を離れてカムバックしたものの体力が萎え練習についていけず、コートで仁王立ちして涙した南選手、
けんかっ早くて強気のエースアタッカー世界の大古選手(今、沖縄にいます。先日会いましたが、インターハイが終わったら11月に大阪に帰るとのことでした。我々凡人にとっては雲の上の人ですけど、快く話してくれました。転勤していると、こういうこともあるんですね。)
腰痛に悩まされつつ、力振り絞ってブルガリア戦に貢献した横田選手
長い助走で並はずれたジャンプを見せた野口選手
後ろにも目があるって言われたセッターの猫田選手
Bクイックの木村選手
一人時間差とドライブサーブの森田選手
バレー界のプリンスと言われた嶋岡選手
それに、深尾選手、西本選手、そして佐藤選手の12人ですね。
1972年ミュンヘンオリンピック 全日本男子バレーボール金メダル
松平監督のお話
このアニメ、松平監督の発案で、日本中大盛り上がり、選手のテンションを上げたのですね。
松平監督は、このほかにも大会前にヨーロッパを転戦し、オリンピックで審判を務めるヨーロッパの審判との親交を深めています。少なくともアウェーの試合にならないよう配慮したんですね。
ヨーロッパ遠征の都度、カラーテレビなど人気の日本製品を審判にプレゼントして、親交深めたっていうから、すばらしい。
勝つためには戦術を駆使しないといけません。
プレー以外の戦術も結構大事なのです。
このチームに学ぶべきところは多いですね。
こちら↓にも、他のバレーボール愛好家の記事がありますよ。どうぞお立ち寄りください。
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