ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

ライト平行克服のカギはボールの見方(その2)・・・0(ゼロ)から始めるアタック練習27

2010年10月26日 11時45分02秒 | アタック練習
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はじめに
昨日の記事「
ライト平行克服のカギは、ボールの見方!・・・0(ゼロ)から始めるアタック練習26日目では、ライト平行を打つ場合、巻頭の図のようにアタッカーがネットに向かって助走すると、アタッカーには、ボールの軌道が極端に曲がって見えてアタックしにくいというお話をしました。
今日は、いよいよ、結論ですが、セッターに向かって走るとトスアップされたボールがどのように見えるかというお話をしたいと思います。

アタッカーがネットに沿って助走するときの位置関係
下図を見て下さい。黒い横線がネットの位置を示しています。
左側の黒いシャツの選手がセッターですね。
で、という具合にトスアップされたボールが飛んできます。
今回は、右端のアタッカーが、セッター方向を向き、ネットに沿った形でセッターに向かって助走している点に注意してください。

昨日の記事と同じように、アタッカーが走り込む時に通過するそれぞれの位置からボールがどのような位置に見えるかを考えてみます。
視線方向を1、2、3、4、5、の直線で示しました。
どうでしょう。

1の直線と2の直線の傾きを比べて下さい。
●とのボールをアタッカーから見たときの位置関係ですが、ほぼボールは同じ方向に見えるか、ほんのわずかに右寄りに動いて見えるのです。

次のの位置関係はどうでしょう?
これも、視線方向を示す直線2と直線3を見比べてほしいのですが、この傾きがほぼ同じということはですね、ボールはほとんど同じ方向に見えるということなのです。

、さらににボールが移動する時、アタッカーはピンクシャツの位置でジャンプしていますので、この位置だとアタッカーにはボールが少しずつ左から右に寄ってくるように見えます。視線方向を示す直線3、4及び5の角度を見ると分かりますね。
しかし、昨日の記事「ライト平行克服のカギは、ボールの見方!・・・0(ゼロ)から始めるアタック練習26日目」でお話したボールの見え方のように、極端に方向変えて動く訳ではありません。
あくまでも、アタッカーにとって、ほぼ前方に見えますし、ボールが動いていく方向も左から右と一方方向、その見かけのスピードも極端にゆっくり見えます。

アタッカーには平行トスがこのように見える
上記図で示したアタッカーと平行トスのボールの位置関係を元に、アタッカーからボールがどのように見えるかというイメージ図を作ってみました。

セッターの背中側からセッター方向を向いていますので、アタッカーの正面にいるセッターが見えやすいように、アタッカーの頭を透明にさせていただきました。

ボールの見え方はこんな感じです。
このことによって、初心者は、ライト平行のトスであっても、かなり簡単にスパイクヒットできるようになります。つまりボールがダイレクトスパイクのように、自分に向かって飛んでくるため、左右のブレが少なく、手を当て安いのです。

昨日の記事の図を下に再度アップしておきますので、ボールの見え方の違いを確認してください。ネットに沿ってセッターに向かって助走した場合、アタッカーには上の図のようにボールが見え、
ネットに向かって助走し、横から来るトスを打とうとする場合アタッカーには下の図のようにボールが見えるのです。

右に左に高速で飛ぶハエを叩くのと、同じ方向にゆっくり飛ぶハエを叩くのでは、どちらが叩きやすいかっていう話ですね。

結論
ライト平行の打ち損じを少なくするには、アタッカーはできるだけネットに沿ったコースをセッターに向かって助走し、若干のずれは最後の一歩の踏み込みで調整してスパイクする。
これに、尽きます。
で、慣れてきたら、少しずつ、角度を緩やかにしてみるというのがいいと思います。

ところで、セッターに向かって走り込むと、クロスにしか打てないのではないかという疑問が残りますね。
この解決方法について、次回お話しますね。








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