ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

速攻対策(その28・・・Aクイックのクロス側が抜かれる場合)

2012年04月21日 10時41分29秒 | 守備

はじめに
速攻に対して5人ブロックで対応する方法について検討中ですが、各アタッカーに対して2人ずつブロックに行くという原則を維持しつつも、何かの都合によって、それがうまくいかない場合や2人のブロックを付けても、アタッカーがブロックの空いたコースにスパイクして来るということは当然発生するわけです。

そこで、実際の試合では、できるブロックをしっかり付けた上で、どのコースにスパイクボールが抜けて来るかを見極めて、スパイクボールがブロックを抜けて跳んで来る箇所と、ブロックの後ろを守る部分とを分けてレシーバーを配置するわけです。

今日は、そのうちスパイクがクロス側を抜けて来る場合の対応についてお話してみたいと思います。

後衛レフトの腕の見せ所
クロス側にAクイックが抜けて来るということになると、中衛ラインで守備していた後衛レフトが思い切って突っ込んでレシーブに行きます。
場所はオレンジシャツの9番の位置付近でして、この場合後衛レフトは、Aクイックをオーバーカットするくらいの気持ちで前方向に詰めます。
合わせて、4番の選手もネット際から1歩でも、2歩でもエンドライン側に下がってレシーブに入ります。
Aクイックの強打をレシーブするのは、通常この二人の選手になります。 

また、バックセンターが●→○→8  のとおり突っ込んで行くパターンも見たことがありますが、実際にはかなり無理があるようで、エンドライン付近に一人残り、ワンタッチのボールをカバーし、できれば二段トスに持って行くというプレーに備えたほうがいいような気がいたします。

緑シャツの5番や9番の選手はフェイントやワンタッチに備えたレシーブ隊形を取ります。

本日ここまでです。

 

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