はじめに
それでは、本日から再びブロッカーの立ち位置と意識に関するお話をしていきます。
本日は、速攻を使う相手チームとしては最もスパイクを打たせたいアタッカーである、レフト平行と時間差のレフトセミをマークすることとなる3番(前衛ライト)の選手のブロックについてお話します。
3番(前衛ライトの)のブロッカーの立ち位置と意識
3番のブロッカーは相手チーム青シャツ5番の打つ時間差のセミとオレンジシャツ4番の打つレフト平行のブロックに行きます。
立ち位置ですが、これは基本的に下図のとおり、レフトセミとレフト平行が行われる(スパイクされる)場所の中間付近ということになります。
さらに、次のような調整をすることで、より、効率よくブロックに行くことができます。
トス(速攻)のタイプを見る
相手チームのレフトセミのトスの高さとレフト平行のトスの高さを良く見てほしいのです。その上で次のように考えます。
二つのトスを比べた場合に
同じ高さである場合・・・・レフトセミとレフト平行トスの中間に立つ
平行のほうが高い場合・・・ややレフトセミに近い場所に立つ
レフトセミのほうが高い場合・・・ややレフト平行に近い場所に立つ
わずか一歩くらいのことであり、場合によっては意識だけの時もあるのですが、この立ち位置をしっかり取るというプレーが、3番の選手のブロックの成功率を上げることになるということを覚えておいてほしいと思います。
攻撃側からすれば、右利きの選手にレフトセミとレフト平行を打たせるというのは、結構攻撃力のあるスパイクで攻めるということになります。
クイックよりリスクが少ないですし、ブロックが割れる可能性があり、仮にブロックに付かれたとしても、未完成の場合があり、ブロックミスを誘うことができる場合が少なくないからです。
守備側3番の選手はそういう状況下で、時間差のレフトセミとレフト平行を止めに行こうかというわけですから、一番攻撃力のあるスパイクを阻止するのだという強い自覚を持って勝負しないといけません。
ここが甘いと、守備側としては、相手チームにビシバシとスパイクを決められてしまうということになってしますます。
当ブログのCM
付録1・・・・当ブログ応援のお願い
blogramランキング参加中! ←応援(クリック)していただくと嬉しいのですが・・・。
こちら↓では当ブログの見どころやバレーボールの人気ブログを紹介中です。どうぞ、ご覧ください。
にほんブログ村
付録2・・・・当ブログの特徴について
宮崎県出身の転勤族です。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々としてきました。お盆と正月くらいしか宮崎県に戻れなかったのですが、昨年宮崎県に戻って来たのを契機に、宮崎県をはじめ各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等を紹介してみることにしました。
カラーシャツ(白シャツ、青シャツ、赤シャツ等色違いのシャツ)の棒人間の図面や動画で分かりやすく説明することにベストを尽くします。
いいスパイクを打ちたい、いいサーブを打ちたい、ブロック上達したい、レシーブ上達したい、とにかくバレーボールで上達したい,ベストを尽くし一発当てたいという方のために、色々な情報交換の場にしたいのです。
日本を代表する格闘技である柔道の選手が柔道着をバレーボールのユニフォームに着替えて活躍した事例等、上達したいという皆さんの期待に沿う記事をアップします。現在5つのカテゴリでトップを採っているほか、お盆や「格闘技(お盆や格闘技の記事は少ないですが・・・)のカテゴリでもランクインしています。
皆さんには、山本愛さんのように夫婦仲良くベストなバレーを続けられるような環境を目指ざしていただきたく、また、マラソンの有森裕子さんのように、地道に頑張る大器晩成、勝負どころでベストを出せるタイプの選手を目指していただきたく、初心者向けの記事や初心者が頑張っている記事をアップしたいと思います。
その他、夏休みの避暑地としてベストな宮崎県と鹿児島県境の霧島、日本一の焼酎会社霧島酒造等で有名な霧島、温泉や観光でベストな霧島の記事をアップアさせていただきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます