ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

速攻対策(その16・・・レフト平行を専門にマークする6番(中衛ライト)の立ち位置と意識

2012年04月05日 07時45分23秒 | 戦術

はじめに
5人ブロックによる速攻対策に付いてお話していますが、いよいよ今日は5人目となる6番(中衛ライト)の選手のプレーに付いてお話します。
まず、5人ブロックで速攻に対応しようというのであれば、ブロッカーがカk字の炊く割をしっかり把握し、その役割を果たせるかどうかを検証してみないことには、なかなか話は進みません。
役割を果たせていないときは、練習して役割を果たせるように持って行くか、あるいは果たせないということを前提に次の対応方法を考えなければなりません。
5人ブロッカーでどこまでできるかを把握したら、そこから、レシーブの対策などを考えていくことができます。
それでは本日のお話に入ります。

6番(中衛ライト)の立ち位置と意識
6番(中衛ライト)の立ち位置ですが、相手チームの中衛レフト(オレンジシャツ)が平行トスをスパイクする所のネットを隔てた正面に立ちます。

相手チーム中衛レフトの平行を専属でマークするというわけです。

下図を見て下さい。
身長がある選手なら3番の選手のように両腕を伸ばしたフォームで構えて立てばよいでしょう。

ジャンプ力も稼ぎたいというのであれば、図の6番の選手のようにオレンジシャツ選手のほんの少し外側に立ち、そこから図のように左側を向いて両腕を大きく振ってジャンプします。

場合によっては一歩踏み込んでジャンプしますと、このジャンプ方法は右利きの選手にとっては、アタックと同じ踏み込みでジャンプすることができ、しかも、コートの外側から内側に向かってジャンプしながらのブロックとなりますから、ワンタッチでコートの外にボールを弾かれにくいというメリットがあります。

ブロックに差し出した腕は、左手がネットを挟んでボールの正面に来るようにし、右手は手の平をコートの内側に捻る感じで出し、ワンタッチを取られて、ボールをコートの外にはじき出されないようにします。

レシーバーとの連携でこういう場合もある
また、味方の後衛ライトのレシーバーが強打に強く、レシーブさせてほしいというタイプの選手である場合があります。
そういう場合には、ブロックは敢えてクロス側を止めに行き、ストレート側を空けて、後衛ライトにレシーブさせるという方法もあります。
この辺はチーム内でよく打ち合わせて対応してください。
6番(中衛ライト)の選手は、相手の中衛レフトの選手をマンツーマンでマークするわけですから、レシーバーとの連携も意識して完璧なブロックを心がけなければなりません。
本日ここまでです。

当ブログのCM
付録1・・・・当ブログ応援のお願い

blogramランキング参加中! ←応援(クリック)していただくと嬉しいのですが・・・。
こちらでは当ブログの見どころやバレーボールの人気ブログを紹介中です。どうぞ、ご覧ください。

にほんブログ村 その他スポーツブログ バレーボールへ
にほんブログ村
付録2・・・・当ブログの特徴について
宮崎県出身の転勤族です。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々としてきました。お盆と正月くらいしか宮崎県に戻れなかったのですが、昨年宮崎県に戻って来たのを契機に、宮崎県をはじめ各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等を紹介してみることにしました。
カラーシャツ(白シャツ、青シャツ、赤シャツ等色違いのシャツ)の棒人間の図面や動画で分かりやすく説明することにベストを尽くします。

いいスパイクを打ちたい、いいサーブを打ちたい、ブロック上達したい、レシーブ上達したい、とにかくバレーボールで上達したい,ベストを尽くし一発当てたいという方のために、色々な情報交換の場にしたいのです。
日本を代表する格闘技である柔道の選手が柔道着をバレーボールのユニフォームに着替えて活躍した事例等、
上達したいという皆さんの期待に沿う記事をアップします。現在5つのカテゴリでトップを採っているほか、お盆や「格闘技(お盆や格闘技の記事は少ないですが・・・)のカテゴリでもランクインしています。

皆さんには、山本愛さんのように夫婦仲良くベストなバレーを続けられるような環境を目指ざしていただきたく、また、マラソンの有森裕子さんのように、地道に頑張る大器晩成、勝負どころでベストを出せるタイプの選手を目指していただきたく、初心者向けの記事や初心者が頑張っている記事をアップしたいと思います。

その他、夏休みの避暑地としてベストな宮崎県と鹿児島県境の霧島、日本一の焼酎会社霧島酒造等で有名な霧島、温泉や観光でベストな霧島の記事をアップアさせていただきます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿