ランニングジャンプでの注意点
右利き足の選手にブロックを行わせる際、アタックと同じ要領で、足を「右、左、右(直ちに左足引きつけ」の3拍子で走り込み、両腕を振り上げてジャンプし、ブロックしようという話をしているわけですが、このジャンプの方法は、効き足方向に移動する場合と効き足と逆方向に移動する場合では、ステップが異なるということについて、昨日の記事まででご理解いただけましたでしょうか。
ここで、もう一度、おさらいをしておきたいと思い、本日は、昨日までのまとめの感じで、ランニングジャンプをうまく行うための要点についてお話します。
効き足の方向に移動してランニングジャンプする場合
右が効き足のブロッカーを例にとってお話しますと、センターでブロックした後、右に移動して相手のレフトオープンのスパイクをブロックしようという場合は、センターブロックから着地の際、左足だけで着地しますので、上げた状態の右足を床に着く動作を1歩目にして「右、左、右(直後に左足引きつけ)」という3歩助走でランニングジャンプしてのブロックができます。
効き足と逆方向に移動してタンニングジャンプする場合
効き足が右だというブロッカーが左方向、すなわち効き足とは逆方向に移動してジャンプするということになると、ちょっと工夫が必要です。
まず、センターでブロックにジャンプした直後の着地の際に、左方向に移動するために左足を上げて右足のみで着地するという動作をしていますね。
左足を上げているのです。
そのため、体を左に動かす場合の加速でアタックのように「右、左、右(直後に左足ひきつけ)}と足を運ぶ前に、ブロックから着地した時点で上げている左足を床に下ろす1歩が必要となり、その結果左側に移動してランニングジャンプをする場合は「左、右、左、右(直後に左足引きつけ)」という足運びが必要となって来るのですね。
まとめ
要するにこのランニングジャンプからのブロックでは
効き足方向に移動してブロックする時は3歩助走、
効き足と逆方向に移動してブロックする時は4歩助走
で移動するのだということを理解しておいていただきたいのです。
本日はここまでです。
明日は、脚力や体幹に自信のある選手あるいは長身の選手について、さらに早い移動ができるステップをご紹介します。
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