〜青森旅二日目〜
いつも通り早起き。(三時半)
日もまだ昇っていない内にいそいそと支度を始めます。
今日は大きな目的地が2つもあるので、かなり濃厚な一日になることが予想されました。
ホテルをチェックアウトした後、
まずは念願の恐山を目指します。
ホテルからの距離としては短めなんですが、何せ山道だし、獣が出てくる可能性が高かったので、ドライブは慎重に。
そうこう言っている内に猿登場。
🐵
なかなか鋭い眼光でした。
餌が豊富なのか、肉付きも良かった気がします。
数メートル進んだ先にも猿。
🙈🙉🙊
あまり車を恐れない家族だな。
とにかく轢かれないようにね。
山道を進むと、お地蔵様発見。
と共に、水場もありました。
〜恐山冷水〜
※なかなか美味らしい。しかしまだ旅は始まったばかりなので今回は回避します
比較的カーブの多い山道を、アクセル強く吹かせて走り続けました。(車種にもよる)
比較的カーブの多い山道を、アクセル強く吹かせて走り続けました。(車種にもよる)
そしてようやく恐山菩提寺の入口付近に到着!
まず車の中に強烈な硫黄の香りが漂ってくるので、すぐにわかります。
宇曽利山湖(カルデラ湖)
降りてその湖を眺めると、まさしく清浄な景色が広がっていました。
静かな、ある意味怖いくらいの静寂さが、恐山に来たんだなと感じさせてくれます。
お浄土に見立てられた宇曽利山湖の水はpH値が3.2〜3.8という強酸性で、これはまるでお酢のような水質ということですね。
となると、普通の魚は絶対無理です。生きていけません。
かろうじてこの湖で生まれ育ったであろうウグイが生息してるらしいのですが……一般的なウグイだと死んでしまうようです。
ちなみに一番深いところで水深20㍍ほどあるそうな。
わりと深い……🙄
三途の川
赤い太鼓橋は老朽化で渡れません。
実は恐山に来る前、多少の恐れを抱いていましたが、実際来てみると、ただただ美しい景色が広がるのみで、なんの恐怖心も感じませんでした。
実は恐山に来る前、多少の恐れを抱いていましたが、実際来てみると、ただただ美しい景色が広がるのみで、なんの恐怖心も感じませんでした。
朝もやの中で幻想的♡
開門は六時なので、しばらく写真を撮ったりして寛いでいました。
ネット情報だと500円と聞いていたが、古かったか……。
しっかり値上がりしていましたね。笑
朝日ものぼり、目映いオレンジ色の光が射し込んできます。
朝日ものぼり、目映いオレンジ色の光が射し込んできます。
さあ、いよいよ入山です!
一番乗り!と言っても、境内には散歩してる人(宿泊客)が疎らにいました。
本堂
山門
記念写真用
何よりもまず最初に温泉を頂きます。(入山料に含まれてます)
こちらが男湯【薬師の湯】。
こちらが男湯【薬師の湯】。
こちらが男女入れ替わりで【古滝の湯】といいます。
今回は女湯でした。
朝早いからか、最初から最後まで貸し切りでしたね。
実はもう一つ女湯【冷抜の湯】があるので、混雑してくると助かる。
やや熱めではありますが、比較的入りやすく、白い湯の花が浴槽全体を濁らせています。
当然硫黄の香りがすごい。
肌に刺激があるため、弱い人はサッと浸かるくらいがいいでしょう。(三分〜十分)とはいえ私はじっくり入浴してしまいましたが。
ちなみに“冷抜の湯”はここよりも温度が低いそうです。
※着替えやタオルに硫黄の香りが染み付くのでその辺りは注意してください。タオルは持参で。
※着替えやタオルに硫黄の香りが染み付くのでその辺りは注意してください。タオルは持参で。
山門をくぐるとそこからは真っ直ぐに伸びた参道。
先には地蔵殿が待ち構えています。
その横道から散策開始。
入ってすぐに広がる賽の河原には、テレビで観た通り、多くの石が積み重ねられていました。
遠くに見える延命地蔵尊。
風の音すらさほど耳に届かず、足下のジャリジャリと踏みしめる音だけが響きます。
歩きにくい砂利道な上、高低差がある為、スニーカー必須ですね。
歩きにくい砂利道な上、高低差がある為、スニーカー必須ですね。
美しい山門は重厚感がありエレガント。
この後本堂(📷️❌️)でお参りを済ませ、恐山を後にしました。
青森の中でも遠く離れた地ですが、素晴らしい経験だったと思います。来てよかった!
皆様も是非一度は行ってみてください。
皆様も是非一度は行ってみてください。
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