工場長がしょっちゅう言うこと
「あいつら、ほんまにあほや

日本人ではありえへん「あほな事」山盛りあります。
そしてその一番のやり玉が、総務担当の李。
おととい事務所で李が工場長に
李「工員の靴が○×・・・余って▽・・どうしよう」
工場長「・・・ちゃんと考えてから買えよ・・・」
り「たっちゃん、何?」
工員さんたちには冬用の上履きを買ったそうですが
大きなサイズばかりがたくさん余ったからどうしようかって?
「なんで? サイズわかって買ったんちゃうん」
そうなのです、李平は適当に買ったから合わない靴が出てきた。
大まかに大中小でもいいからみんなにサイズ聞いてから買えばいいのに。
何をするにも思いついたら考えずに行動するヤツなのです。
たっちゃんはしょっちゅう「あいつはあほや」と言いますが
確かにそう思うことがありますが、
でも李平は結構気を使ってくれる。
「オクサン、ほうれん草いるか?」
「うん、ほしい」
畑のおばさんに「夫人にほうれん草をとってやってくれ」
おとといは 「オクサン」と声をかけて

??? これお昼ご飯の?
時間はまだ11時半ごろ、なんで、今?
「給食の時間になると冷めてしまうから、揚げたての熱いうちにどうぞ」
あんた、ええ人やなぁ

たっちゃんの「あいつはあほや」の後に
わたしは「でも親切にしてくれるしエエヤツやで」
たっちゃんも「そうや、性格はエエヤツや」とそこに落ち着く。
そやねん、あいつはエエヤツやねん
