夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

執着心を放つことは人間にとって最大の課題である。

2017年12月04日 21時52分28秒 | 真理の言葉
北風が吹きぬける日に、奥様の五年目の通院でした。
素晴らしい結果でした。

心が囚(と)われると自分で自分自身を縄で縛るような事とになり、
心の自由が失われ、本来の本当の姿が見失われますが、その囚われている執着心が解き放たれるならば、
自分自身の真実の心が顕われ、その心の反映としてエデンの楽園に住むことが出来る。


山林是れ勝地(しょうち)なるも、一たび營戀(えいれん)すれば、
便(すなわ)ち市朝(しちょう)となる。

書畫は是れ雅事(がじ)なるも、一たび貧癡(とんち)すれば、、
便(すなわ)ち商賈(しょうこ)となる。

蓋(けだ)し、心に染著(せんちゃく)なければ、欲界も是れ仙都(せんと)。

心に係戀(けいれん)あれば、楽境(らくきょう)も苦海となるなり。

中国の光明思想 菜根譚(さいこんたん)

『注』
勝地(しょうち)・・・地形のすぐれた地。景色のすぐれた地。
市朝・・・まちなか。公衆の集まるところ。
雅事(がじ)・・・風雅なこと。
商賈(しょうこ)・・・商い心。
貧癡(とんち)・・・むさぼり欲深く、愚かなこと。

染著(せんちゃく)・・・穢れがなく、執着がないこと。

係戀(けいれん)・・・あきらめきれない心。執愛。