夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

国司三喚(こくしさんかん)

2017年12月14日 21時53分33秒 | 日記・エッセイ
ある日エレベーターの中で男性の方と二人きりになり、
一瞬二人共固まり、沈黙状態でしたが、こちらからお早うございますと声をかけると、
硬い表情が一瞬のうちに素晴らしい笑顔に変わりました。
和やかな会話がひろがり爽やかなひと時でした。

『言葉は神なり』と申しますが言葉次第で置かれた場所が天国にも地獄にもなります。

運命もこの様に言葉の力で築かれていくのだと思えます。


国司三喚(こくしさんかん)

国司三たび侍者を喚(よ)ぶ、侍者三たび応ず

太郎さんと何度呼んでも、返事ばかりで応じない。

言葉にも権威が必要である。

言葉を出すのには、吾々は本当にいのちそのままの言葉を出さないといけない。

小言のような言葉では相手は返事をしない。

こちらの言葉の調子で向こうが変る。

喚ばれた時には直ぐ答えて動き出すようでなければならない。
打てば響くと云う言葉がありますが、これが本当の『無』の人の心です。