愛は憎しみを知らない。
愛は失望しない。
愛は愛する対象が美しいことを必要としない。
愛は神の愛が此処にあらわれたものである。
世界各地の少数民族の存在が危ぶまれています。
またその中で弱者である幼い子供達が犠牲になっています。
強者が弱者を排除する心が根強く存在しているからなのでしょう。
違った視点では深い潜在意識の底では、強者が弱者を恐れているからでしょう。
強者が弱者を恐れるとは不思議ですね!
人間の深い意識の底で何が起こっているのでしょう。
死を恐れている人が自殺する。
自己をいじめることに快感を伴う、
失敗せんがために、成功の一歩手前で自らの手で失敗の道へと導く。
失敗の意思の虜、己れを破壊せんとする衝動。
『フロイドがいった人間の自己破壊性、死への願望』。
フロイドは言った『知性の声は低い、だが、それは強力である。』
カールメニンジャーは此のことを『おのれに背くもの』と言いました。
メニンジャーは知性をもって死に対抗せんとする人々に ―
おのれを増悪に売り渡そうとする盲目の衝動を、
輝く『愛』に置き換えるために。
われわれは今こそ、勇敢に己れの内部に知性の光りをさしむけ、
内奥に潜む盲目の衝動から己れを開放し、
心の自由と独立と平衡をとりもどさねばならない。
これこそが、真の人間の開放であり、人間性の再建であり、
世界と人類を戦争の破壊から救う唯一の確かな道なのである。