夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

『ありがとうございます』と言う『感謝の心』はすべてを癒す。

2018年01月11日 20時46分01秒 | 健康・病気・精神分析・心理学・先祖供養・霊的実在・心霊の諸相
看護婦が最近変った人が入院して来ると驚いています。

これだけグローバルな世界となり、人々が世界の沢山の情報を共有し、影響し合い

様々なライフスタイルを取ったことにより個性ある表現が生まれたのでしょう。



心深く沈潜している潜在意識を科学的に証明して、

世紀の大発見と云われたジークムント・フロイト( Sigmund Freud)

の著作集17巻は20代の頃読みましたが、40年ぶりに改めて読み返すと

青年時代よりも更に人間の神秘さ、不思議さに理解が進みました。




『ありがとうございます』と言う『感謝の心』はすべてを癒す。


無意識に刻みつけられた傷口を暴露した以上は

その傷口を洗い浄めそれを『愛』によってつつみ込まなければならない。




罪深い女を赦す
わたしがあなたの家に入ったとき、あなたは足を洗う水もくれなかったが、

この女(ひと)は涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれた。

あなたはわたしに接吻の挨拶もしなかったが、

このひとはわたしが入って来てから、わたしの足に接吻してやまなかった。

あなたは頭にオリーブ油をぬってくれなかったが、

このひとは足に香油を塗ってくれた。

だから言っておく。

このひとが多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。

そして、イエスは女に『あなたの罪は赦された』と言われた。

『罪まで赦すこの人は、いったい何者だろう』と考え始めた。

イエスは女に、『あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい』と言われた。

                                            ルカによる福音書 7 36―50


幼児期に無意識に埋もれている傷を暴露して、

その傷を現在の意識に持ち来たし、憎んだ相手、出来事等の負の観念を憎まないで愛するように導き、

更に感謝するように導き、仏の慈悲、神の愛がお互いにふり注ぎ、

その仏、神の愛につつまれ、調和に満ち、

平安な世界に居る心境に、観じせしめることが、精神分析の最後の仕事なのです。


分析だけでは、傷口に包帯をしないで暴露させたままの状態と同じことなのです。



平安な心境に導く一つの方法として

静かな場所で椅子に座しても、静座でも宜しいので、

全身の力を抜き、呼吸を深くゆっくりと静かに行いますとリラックスして来てまいります。

瞑想をするが如き精神統一的状態で例えば憎む相手とか、ネガテブな事に対して

真言の言葉である『“ありがとうございます”』と言う

『感謝の言葉』を先ずは10分間ただ念仏のように繰りかえし念じ、

またはただ囁くような小さな声で唱えることによって観念の浄化がおこなわれます。

大きな声は誰でも耳をふさぎますように意識の底にはあまり届きません。

是を拡大して『有情、非情、生きとし生けるもの、

有りとしあらゆるものありがとうございます』と念じ、

また唱えると宜しいです。


『感謝の心』はすべてを癒し、天地一切のものである、有情、非情、生きとし生けるもの、有りとしあらゆるものと

和解することが出来、『平安な心』に至る大きな道筋です。


お奨めは、まだ現在意識が目を覚ましていない朝起きた直ぐ、

又は就寝時になされると宜しいです。

後は随時なされと宜しいです。

囁くような小さな声は暗示的に深く潜在意識界に沁み渡ります。


クラシックの音楽療法は小さな、小さな音、やっと耳を傾けて集中して聞き取れる程の音量です。

暫らく実行為されると心(意識)がひろがり、心がポジティブになり明るくなります。