○挿絵俳句491・山の日の・透次505・2020-08-10(月)
○「山の日の山に日沈む日のをはり」(→透次505)
○季語(山の日・初秋)【→Haiku and Illustrationへ →第11句集50句へ】
Mountain Day-
sun sets in the mountains
at the end of the day / Touji
【作句メモ】:今日は「山の日」。今、朝陽と夕陽の中の相模国大山(さがみのくにおおやま)を見て過ごしている。
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■Pickup「秋の山」俳句11句(20200811)
01「芋の露連山影を正しうす」『山廬集(1932)』(飯田蛇笏)(露・三秋)
02「蔓踏んで一山の露動きけり」『花影(1937)』(原石鼎)(露・三秋)
03「山は暮て野は黄昏の薄哉」『蕪村句集(1784)』(与謝蕪村)(薄・三秋)
04「蜩といふ名の裏山をいつも持つ」『裏山(1971)』(安東次男)(蜩・初秋)
05「形なき子を連れあそぶ秋の山」『萩山』(上村占魚)(秋の山・三秋)
06「日を吸へる吾亦紅あり山静か」『枯蘆(1943)』(清原枴童)(吾亦紅・仲秋)
07「絶え間なく山が雲生む九月かな」『流螢(2006)』(小泉八重子)(九月・仲秋)
08「ピグモンもガラモンもゐる紅葉山」『接岸(2017)』(透次)(紅葉山・晩秋)
09「日蝕や獣の匂ふ茸山」『湯殿嶺(2014)』(阿部月山子)(茸山・晩秋)
10「秋立つか雲の音聞け山の上」『露月句集(1931)』(石井露月)(秋立つ・初秋)
11「月よりも連山遠く横たはる」『一夜庵(2015)』(中塚久恵)(月・三秋)
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