●次元俳句0133・対岸(空間)01・中川乙由・2013-06-30(日)
○「浮草や今朝はあちらの岸に咲く」(中川乙由01)
季語(浮草・夏)
昨日まではこっちの岸辺に咲いていた浮草の花。今朝はもう向こう岸で咲いています。あなたの心もまるで浮草暮らしのようにうつりゆくものなのでしょうか((+_+))。
○中川乙由(なかがわおつゆう)(1675~1739)
代表句「涼しさや夢もぬけ行く籠枕」02
季語(涼しい・夏)
伊勢国川崎生まれ。麦畑の中に草庵を結んで麦林舎と号した。→松尾芭蕉晩年の門人であるが、面接は一二度くらいらしく、主として岩田涼菟の門人。凉莵とともに伊勢風俳諧を弘布した。
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