●五体俳句428・眉7・佐藤秋水1・2019-04-22(月)
○「春の雪見てゐる眉を太くして」(『寒雀』2004)(佐藤秋水1)
○季語(春の雪・三春)(→「週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「春の雪」とは「名残りの雪」である。ゆっくりと落下する春の雪を目を見開いて見たときに、眉は太くなるのだろうか。
●佐藤秋水(さとうしゅうすい)(1926~2002)
○好きな一句「表より裏口見ゆる春夕焼」2
○季語(春夕焼・三春)(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版)」より引用)
【Profile】:福島県会津若松市出身。旧制会津中学から1943年海軍兵学校入校。1952年に「寒雷」に投句。1986年「寒雷」同人。
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