先週、メキシコ文化研究会連続講演に行って来た。
最終回のテーマは、私の大好きな建築家、ルイス・バラガンについて。
彼の作風と作品を3つの時代に分けながらの、わかりやすい解説だった。
1.初期 グアダラハラ時代
(作風)
・伝統的、地域的手法
・スペイン、モロッコなどへの旅の影響
(作品例)
・Casa Cristo (1929)
・Casa Gonzalez Luna (1929)
2.中期 メキシコシティ移住後
(作風)
・モダニズムの影響
・地域主義的エレメント排除
(代表例)
・Dos casas en avenida parque mexico (1936)
・Departamentos en calle rio elba (1940)
3.後期 メキシコシティで亡くなるまで
(作風)
・地域主義的手法とモダニズム手法の融合
・メキシコの伝統的な建築でありながら抽象的な建築
(作品例)
・Casa Barragan (1948)
・Casa Gilardi (1978)
世界遺産に登録されているのは、ルイス・バラガン邸(Casa Barragan)だけど、
個人的に好きなのは、ヒラルディ邸(Casa Gilardi)。とにかく赤と青のプールが美し過ぎる!!!