ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

アバラ骨が踊ってオペラでももひき!

2015-11-11 08:34:33 | 演奏会レビュー
昨日は東京室内歌劇場の日本オペラ公演を観に行きました。

宮沢賢治の名作がどんなオペラ、オペレッタになるのか、どんな演出がつくのか、楽しみに伺いましたが、


とても楽しかった*\(^o^)/*


まずは舞台上の出演者のチームワークの良さでしょうか?

アバラ城は男性三人組のアバラ骨の骸骨と食べられた女性三人組の骸骨と2組のユニット?がおりまして、それぞれが激しい、細かい振付を踊り歌うのですが、


とっても楽しそう~~

なのです。


かなりハードな動きでしたが
オペラとして譲れない声、ハーモニーは美しく。


注文の多い料理店は、
やはりお話のとおり服を脱いでいく、、

どうなるの~~(; ̄O ̄)

と思ったら色味の違うももひきと肌着に。


いやん💕
十分でございます。

アバラの女性3人組はこちらでも
怪しく二人を導くアンサンブル、ソロ、と大活躍でした。



東京室内歌劇場の公演だからこそ
大人が多かったけれど
これは子供がみても大喜びですよ。

だからと言って決して子供向けではありません。

大人が楽しいものは子供も本当に楽しいんです。


作品として、
ごまかしなく
きちんと歌える歌手が
ここまで踊り歌い演じるほうが
素晴らしく面白くなるに決まってる。


芝居の出来る、歌に余裕がある歌い手が多かったので本当に楽しめました。


お誘い頂いた梶沼さん、
霊媒に引き続き御活躍の栗田さん、
ブログでお稽古の様子を綴っていらした利人さん、

お疲れ様でした💕💕


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする