父が社長で優秀な兄が居る。俺は「お前なりに頑張れ」と期待はされなくて良いが・・・。
兄に追いつきたくても追いつかない。でも今は、アイツが居てくれるそれだけで良かった。
ただ帰るだけのマンション。ホコリが溜まりすぎで、たまたま見た新聞の掲載に家事代行サービスなるものがあった。
コーディネーターと一緒に来たアイツは役者志望だった。
始めは馬鹿にしていたが俺のクレームも難なく対応してくる。感心した。
マンションに帰り出来合いの食事をするが口に合わない。
アイツに家事も依頼する。
始めは口に合わなかったが、なんだか徐々に美味しくなった。
たまたま早く帰れた日に食事の用意をしてもらう。
その姿が綺麗で「凄く綺麗だ」と言ってしまう。お互いに照れてしまった。
一人で食べるのも味気なくて同席してもらう。
少しずつだが気になりつつある。
何度か食事の同席をしてもらう内に、なんだか変な気持ちになってしまった。
思わず「好きだ」告白する。
アイツは仕事だからと・・・。
俺は舞い上がっていたのかも・・・。
先日、スポンサーが決まらず劇団が中止になり途方にくれていたアイツが、ひょんなことからオーデションを受ける事になる。
結果は合格だった。
アイツは俺に抱きつくぐらい嬉しがったが、俺も嬉しかった。
お互いに気持ちは解っている。
2人が繋がり合うまで時間はそう掛からないだろう。
いつからか好きになった。これが「恋」か。
兄に追いつきたくても追いつかない。でも今は、アイツが居てくれるそれだけで良かった。
ただ帰るだけのマンション。ホコリが溜まりすぎで、たまたま見た新聞の掲載に家事代行サービスなるものがあった。
コーディネーターと一緒に来たアイツは役者志望だった。
始めは馬鹿にしていたが俺のクレームも難なく対応してくる。感心した。
マンションに帰り出来合いの食事をするが口に合わない。
アイツに家事も依頼する。
始めは口に合わなかったが、なんだか徐々に美味しくなった。
たまたま早く帰れた日に食事の用意をしてもらう。
その姿が綺麗で「凄く綺麗だ」と言ってしまう。お互いに照れてしまった。
一人で食べるのも味気なくて同席してもらう。
少しずつだが気になりつつある。
何度か食事の同席をしてもらう内に、なんだか変な気持ちになってしまった。
思わず「好きだ」告白する。
アイツは仕事だからと・・・。
俺は舞い上がっていたのかも・・・。
先日、スポンサーが決まらず劇団が中止になり途方にくれていたアイツが、ひょんなことからオーデションを受ける事になる。
結果は合格だった。
アイツは俺に抱きつくぐらい嬉しがったが、俺も嬉しかった。
お互いに気持ちは解っている。
2人が繋がり合うまで時間はそう掛からないだろう。
いつからか好きになった。これが「恋」か。